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主婦クラウドファンディングする

今年の3月からファミリー向け一棟貸しホテル「EHON HOUSE」をオープンする予定で、いま準備に奔走中。
ホテルのテーマは「絵本を通じた家族のふれあい」

明日クラウドファンディングがスタートする。
「誰も支援してくれなかったらどうしよう?」
「大丈夫。何かを失うわけじゃないし!大丈夫」
という心の中でのやり取りはクラウドファンディングをやると決めてから
ほぼ毎日4~5回やっている。
クラウドファンディングのことを考えると緊張するし、
不整脈かな?というくらい心臓がドキドキする。

「やるんじゃなかった」とその度に思い、
「でもそのおかげで出会えた人もいるし!出不精の割には色々な人に会うようにしているからいい機会だよ!大人になってからそんなに緊張する機会もないし、チャレンジすることに意味があるんだよ」
と自分を慰める。
で、すぐまた不安になる。

だからこそなぜクラウドファンディングするのか。
自分の考えをはっきりさせるため、読んでくれる方々に少しでも伝わるように経緯や想いを綴っておきたいと思う。

クラウドファンディングする経緯


クラウドファンディングの扉画像。作るのすごい頑張った。

1.クラウドファンディングをやると決めた日

一棟貸しの絵本いっぱいの宿をやりたい!
と思い、物件を探し、ようやく発見した宇治の家。
間取りや立地は申し分なし。すごく気に入ったのだが、
唯一、修繕箇所が多いためリフォーム費用がかなりかかりそうなことが問題だった。
「予算が厳しそうです(泣)」と正直に空き家バンク京都の鈴木さんに相談した結果。
「クラファンやりましょう!うちパートナー企業ですし、ライターさんもいるので協力できますよ!」とご提案いただいた。

それが始めのきっかけ。
そこからライターさんと相談したりインスタグラムを作ったりしながらクラウドファンディングの準備がはじまった。

2.ライターさんてすごい!

文章をざっと書いてライターさんに見ていただく。
自慢ではないが小学校時代作文で佳作や銅賞(微妙)をとったことがあり、
少々文章を書くことに自信を持っていた私。
しかも書き上げたすぐ後の文章ってやたら良く見える。不思議。
自信満々で送ったら結構、
「こうした方がいいですよ〜」
「ここ順番変えたほうが自然だと思います」
「ここ誤字脱字あります」
みたいなアドバイスが送られてきた。
めちゃいいのが書けたと思っていたのに、プロにかかるとあっという間に
「確かに!こっちのほうがいい!」みたいな文章が出てくるから面白かった。やっぱり文章でお金もらっている人スゲー!
て心底思った。

3.クラウドファンディングのリターン品に協力いただく

私は誰かにモノをお願いするのが苦手。

人にモノを頼むのも、頼まれるのも苦手。
だから個人事業主をやっている。
だから日々一人でパソコンでカタカタしていることが多い。

だけど今回はできるだけ色々な人に協力いただきたいなぁと思い、
焼き菓子やコーヒーを提供できないか知人にドキドキしながらお願いしてみた。二つ返事で「いいよ」って言ってもらえて嬉しかった。
自分のチャレンジに協力してもいいと言ってくれる人がいることがこんなに嬉しいことなのかと。新たな心境を発見するきっかけになった。

クラウドファンディングをする理由

私にとってクラウドファンディングはかなり大きなチャレンジだ。
お金を集めるためだけならお金をどこかに借りることも選択肢にあった。
けれど、クラウドファンディングをやってみたいと思った。
その理由をまとめてみる。

1.EHON HOUSEに置いているのは誰かにとっての大切な絵本

ファミリー向けの一棟貸しの宿「EHON HOUSE」のコンセプトの1つ。
「置いているのは誰かにとっての大切な絵本」
を実現したかった。

クラウドファンディングではリターン品に「おすすめ絵本購入」というものがある。おすすめの絵本を購入する権利である。
自分が子どもの頃に好きだった大切な絵本をお名前やコメント入りでEHON HOUSEに置くことができる。
その絵本を子どもと一緒に宿泊してもらって、読んでもらったり、
自分の絵本があるか探してもらえたらすごく素敵だと思ってる。
また、単純に絵本好きな人はどんな絵本をおすすめ絵本に選ぶんだろう?と興味を持っている。
どんな絵本に出会えるのかなと考えるととっても楽しみ。

おすすめ絵本購入のリターン品


2.EHON HOUSEの存在を色々な方に知ってほしい

クラウドファンディングを通して、EHON HOUSEの存在やコンセプトを知ってもらいたいと思った。
私は出不精の説明下手なので、クラウドファンディングでもやらなければお宿のことを話すきっかけを持てなかったかもしれない。
だから、自分を鼓舞する意味でもクラウドファンディングにチャレンジした。
おかげで今、できるだけたくさんの人に直接会ってお宿の話をしてチラシを渡そう!と頑張れている。
カンフル剤である。

3.主婦でもチャレンジできる!と伝えたい

世の中のママさんやなかなかチャレンジできない方に「借金しなくてもこんな方法もあるんだよ!」と伝えたい

一応、主婦しながら個人事業主をして5年位経つ。
・ネット通販
・シェアキッチン
・マフィン販売
など色々とやってきたけれど、どれも身の丈にあった範囲で借金せずにやってきた。私はママであり主婦だ。事業したい!起業したい!と思った時に
「家のお金に手をつけることはできない」「お金を借りるわけにはいかない」と思ってしまう。
旦那さんが日々一生懸命働き家にお金を入れてくれている。そんな彼に「家のお金から300万使うね!」や「300万借入することにしたから!」とか言えるだろうか?いや無理。私は無理。そんなメンタルは持ち合わせていない。と思ってしまう。
共感いただける人も多いだろう。
クラウドファンディングの知名度は上がっている途中かなという認識だが、
「より多くの人が借金せずに個人の夢を叶える選択肢」になる

起業ママの代表になるの!なんていう大きな志はない。
ただ、この記事を読んで、「こんな普通のママさんができたら私ももしかしてできる?」とどっかのママさんや主婦の方が一人でもチャレンジできる。
そんな形でチャレンジのハードルを下げるきっかけになるといいなと思う。

さて、いよいよ明日の20時にスタートするみたい。
本当に現実感ない。
けれど、リターン品に協力いただいた方もいるし、チラシを配るのを手伝ってくれている友人もいるし。
頑張りました!と言えるよう最後まで走り抜きたいなと思う。

最後に少しクラウドファンディングの宣伝をさせて下さい。
2024年1月25日〜2月28日まで。
50%OFFの宿泊券や焼き菓子のリターン品をご用意しておりますので
ぜひご協力ください!

https://camp-fire.jp/projects/view/725404




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