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仕事と第二子、どちらを優先するか ワ―ママのキャリア👠#3

前回の記事で、悩みを選択に変えるために、答えを出したい3つの問いを考えた。現時点で答えが出たので、それを記載していきたい。

<迷いを選択に変えるための問い>
1. 仕事と第2子、今後1年間はどちらを優先するか決める
2.  長期的なキャリアを描くかどうか決める
3.  1の選択を基に、今、仕事で頑張ることを決める

この回答に至るまで、特に直近の約2週間は混沌として苦しかった。寝る前やふとした瞬間に思い出しては気が沈み、頭の中は整理されず、悶々としていた。同僚に頭の中がカオスな状態で相談したりもした。(聞いてくれた同僚に感謝!)

すべて自己解決することはできなかったが、偶然チャンスがめぐってきて、そのチャンスと相まって答えを見つけることができた。これからキャリアに悩んだ際の備忘録として、また、同じように悩む誰かの参考になればと思い、記載していきたい。

キャリアに悩み始めた理由

今の会社には3年ほど前に入社したが、当時のジョブディスクリプションとは業務内容やチームの役割も変わり、1年以上前から違和感を感じていた。

特に辛かったのは、役割や業務内容が明確でなかったこと。私の部門の顧客は社員であり、事業部が抱えている課題を特定して仕事を自ら創り出していく必要があった。オペレーション業務はほぼ持たない組織で、自分自身で役割や内容を決めていくには、問題を整理する力や課題解決力が求められるが、すぐに身に着くものではなく、とにかくしんどかった。ハードスキルではなく、ソフトスキルで価値を出すのは、ある意味コンサル的な価値を求められていると同義で、全然自分の実力とは見合わず、能力的にも精神的にも大変だった。また、自分がどのような役割や立場で仕事をするのかが曖昧な状況も嫌だった。

現場に近く実務も多い事業部サイドのマーケティングに興味があった。しかし、自分がプロダクトの指令塔としての役割を果たせる自信はなく、さらに、頻繁な出張や数字の責任が伴う仕事のため、1歳半の子供と一緒にできる仕事なのかという不安もあった。

そのような状況下で、会社の組織再編により異動となった。同時に、自分が興味を持っているポジションの社内公募があった。

新しい組織でもまた、やるべき仕事や役割が曖昧だった。ここに留まって悩み続けるのか、社内公募に応募するか、非常に悩んだ。

価値観と目標の確認

そのような状況の中で、長期的にどのように在りたいかを考えた。

時間と金銭的な余裕があり、家族とはフラットに意見が言い合え、喜びは一緒に感じ、失敗は笑い飛ばせる、笑顔が絶えない家庭を築きながら、やりがい&求められる仕事に恵まれる毎日

ギャップを感じていたのは、やりがいのある仕事に恵まれる毎日という点だった。現在の仕事は求められているのか悩むことが大く、この差異を埋めたいと思った。

選択肢の洗い出し

ギャップを埋めるための選択肢を考えてみた。

1. 専業主婦になる
2. 現在の仕事を続ける
3. 現在の仕事で部署を変える(社内公募)
4. 転職活動をする

専業主婦は、心惹かれるときもあるが長期的にありたい姿と一致しない。4もいい案件があればトライしたいが、妊活を先送りにする必要があり現実的ではないと考えた。最終的に、2と3の選択肢が残った。

思わぬ展開

異動先で行う仕事が不明確だったため、新たな上司に確認したところ、驚くほど自分の希望と一致した。新しい組織ではマーケティング組織のあり方について考える予定で、今までの私の知識を活かしながら、今後進みたいキャリアへの足掛かりとなる可能性を秘めていそうだった。かつ、バックオフィス部門なので、子育てや妊娠のハンディキャップは少なそうだ。もちろん「求められる」という点では曖昧だ。でも、それ以上に、私に貢献余地があり、足掛かりとなる可能性があるのが嬉しかった。

問いの答え

1. 仕事と第2子、今後1年間はどちらを優先するか決める。
 → 今年1年間は第2子を優先する。厳密にいうと、第2子妊活と仕事を両立させたい。
2. 長期的なキャリアを描くかどうか決める。
 → 第2子が2歳を過ぎたらマーケティングの実務を行える環境に身を置く
3. 1の選択を基に、今、仕事で頑張ることを決める。
 → 長期キャリアの足掛かりとするために、仕事の幅を広げることと人脈作りに励む

もともとは
STEP1 価値観を明確にする
STEP2 3つの問いに答える
STEP3 選択肢洗い出し、評価して選ぶ
という順序で進める予定だったが、並行して行われる形になった。それでも、自分に納得のいく答えが出せて満足している。

キャリアに悩むことは健全

別組織の本部長と1on1をした際に「キャリアに悩むことは健全なことだ。自分もいまだに悩んでいる」という発言を聞いて、少し安心した。

「キャリアに悩むのはやりたいことがないからだ」と自虐的になることも何度かあったし、中々結論が出せずループしている自分に嫌気がさしていたことも多かった。それでも、悩んで、無理やりにでも一度回答を出したことで、納得感が生まれたと私は信じている。

結果、成り行きに任せることになったので、このnoteを書くのに葛藤もあったし時間もかかった。論理的な内容になっていない点もあると思う。それでも、自分の考えを言葉にしたかったので勇気を出して投稿してみる。

明日も仕事が楽しくなりますように。

<おしまい>


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