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ご機嫌な育児記録👶#57 1歳8ヶ月 口蓋裂の手術後の様子

ちびちゅん(息子のあだ名)が口蓋裂の手術をした。術後の経過や入院の様子について記録していきたい。

口唇裂の手術と比べて、格段にお世話の負担が少ない

生後8ヶ月で経験した口唇裂の手術と比べると、今回格段に入院付き添いの負担は軽かった。

前回は術後4日までちびちゅんの笑顔は戻らず、終日抱っこでしんどかった。
さらにコロナ渦だったので、プレイルームは使えず小児科病棟フロアからも出れず、部屋にいるかフロアを散歩するしかなかった。
8ヶ月の頃、唾液が大量に出ていてシーツは替えても替えても唾液だらけ。ミトンも唾液だらけで不快この上なかった。

それが今回は、術後翌日には笑顔が見られた。つながれてた管も術後の翌日にはとれた。

口唇の調整を行なったため唾液の量は一時的に増えたが、スタイをすれば問題ないし、ミトンを口に含むなどもなく快適だった。

術後当日のちびちゅん。この日はさすがに辛そうだった。

今回、大変なのは流動食と寝る環境

顔のテープも点滴も術後3日目にはとれ、4日目には点滴の管もとれた。手足は自由だ。

唯一、今までと違うのは食べ物。
口の中に食べ物が入って感染を引き起こす可能性があるため、流動食しか食べれない。つぶつぶが入ったヨーグルトなどもNGだ。

病院から提供される流動食

お粥というよりは、お米をミキサーにかけて寒天にしたような、ぷるっぷるのごはん。その他のおかずやスープもとろみをつけて、ややゼリー状にして提供してくれる。術後で口の筋力がないため、食べこぼしをふせぐ配慮だそうだ。

持ち込み可だったこともあり、我が家は入院期間中は栄養とかは無視。食べられればokのスタンスでプリンやアイス、ゼリーなどもあげた。
ごはん系で活躍したのは「レトルトスープ」と「ごはんですよ(海苔の佃煮)」。この辺りでなんとかしげた。

私が固形物を食べていると「ちょーだい」と指差す。「ごめんね、あげれないんだ」というとギャン泣き。そのため、私はこっそりかきこんで食べたり、子供がお昼寝中に食べたりする。今日はお昼寝が15時半だったのでそこまでお昼ご飯はお預け。ここが苦しかった。

また、寝相が悪いちびちゅん。転落防止の柵があるベッドで一緒に添い寝していたが、夜中ごろんごろん回転する。私が邪魔で回転できないと「ぎゃー」。柵に身体がぶつかると「ぎゃー」と、全然寝てくれない。前回のように機嫌悪くて寝てくれないとは違うのでよい方だが、付添い中睡眠不足が続いた。

発音がはっきりした!?

術後の翌日から発音がはっきりしたような気がした。今までこもるような発音が多く「(ちびちゅんに限らず)1歳児の発音はこんなものか」と思っていたが、一語一語がクリアになったように感じる。

入ってくる音の聞こえ方(中耳炎の手術)も、発音する環境(上顎の空洞部分の閉鎖)も改善された影響が翌日から出ているのかもしれない。

一方、保育園にいきお友達の発音を聞くと、ちびちゅんはやはりこもっているようにも感じた。3歳くらいまでに言語訓練が必要か判断されるそうなので焦らずにちびちゅんの様子を見ていきたい。

次は5歳。あんなに大きくなるんだ。

小児病棟で入院付添いしていると、様々な年齢の様々な病気を持った子供たちに会う。その中に4-5歳の子たちもいた。
口唇口蓋裂の手術は、次は5歳前後と言われている。

病室の1つに、男子合宿のようになっている部屋があった。たまたま5-12歳くらいの男の子が揃い、ゲームをしたり楽しそうだった。

その中の1人の子と話すと、小学生最後の夏休みだそうだ。「夏休みに入院は大変だな」と思ったが、楽しそうにゲームをする姿がみれて少し安心した。

ちびちゅんが5歳になったら、ママそっちのけでゲームが楽しかったりするんだろうか。それとも「付き添って!」となるんだろうか。(同じベッドで寝るのは無理そうだ…)

とりあえず、2024年のプライベートの大タスクが終わった!!ここからは、家族で楽しんで過ごしていきたい。

<おしまい>


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