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沼津のベンチ(完結編)

先日、沼津駅の近くにある妙なベンチについての記事
(https://note.com/yujyufudan_hsmr/n/n9cf5603b2076)
を書いた。

これがそのベンチだ。

友人としばらく考え込んでもこの用途に関する結論が得られなかったために、僕は沼津市の緑地公園課に問い合わせをした。本稿は、その結果を記すものである。

いともたやすく記されるしょうもない結末

メールを送ると、返事は日を待たずして帰ってきた。
さらに驚くべきことに、ベンチの使い方に関する資料まで添付してくださった。
沼津市の親切さと対応力には感服させられるばかりである。

沼津、いい街。

沼津市からのメールである。あまりに丁寧な返答に、恐縮してしまうほどであった。
(本稿の執筆にあたり、メール本文と添付資料の掲載許可は沼津市役所緑地公園課の担当者様より頂いている。)

これが添付して頂いた画像である。公園に設置する商品を企画・製作し、地方自治体や教育施設に売り込む企業が存在するということも興味深かった。


メールの本文を読んでいただければ、ベンチの機能はあらかた分かるだろう。

そう、結局は前屈のスコアを測る器具だったのである。

正直なところ、拍子抜けしなかったと言うと嘘になる。前屈かい、と。

それでも、いち旅行者にすぎない自分に丁寧な返答をくださった沼津市役所さんには感謝の気持ちで一杯である。


本当にありがとうございました。


疑問依然

しかしながら、依然として疑問は残っている。

それは、ベンチに刻まれたマイナス方向の目盛りである。

"0"の部分を起点として計測するとした場合、奥に向かって身体を曲げることはあっても、手前にある"10"の目盛りを使うことは無いのではないだろうか?

起点を手前の"10"に置くことで30cmまでのスコアを計測できるようになるとも考えられるが、それだとあえてマイナス方向を表現した理由にはならない。何なんだこれは‥‥

おわりに

僕はきっと、このベンチの目盛りについて死ぬまで考え続けるだろう。

そこに多分、答えは無い。それでも、このベンチと杉崎町2号公園のことを頭の片隅に置いておくという記憶行為そのものを、僕は大事にしたい。

謎を謎のままにしておくことも、時には必要なのだ。

それでも、ひとつだけわかった事がある。
それは今回の旅行とこの問い合わせを通して、
僕は沼津のことをもっと好きになった
という嬉しい事実である。

協力:沼津市役所都市計画部緑地公園課担当者様

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