竹の器で炊いた、タケノコご飯
タケノコが好きです。毎年、春が楽しみです。
今年の四月、タケノコご飯を竹の器で頂くという、
超ワクワクする体験に混ぜてもらいましたので、ご報告いたします。
さんわーく かぐや
いろいろな経緯を端折りますが、現在私は「さんわーく かぐや」にときどきお邪魔させていただいております。メンバーのみなさんと一緒に散歩したり、フリスビーしたり、何かを制作したり、気のおもむくままの時間を過ごさせていただいております。
「さんわーく かぐや」とは何なのか?
おそらくは人それぞれの解釈があって良いのだろうと勝手に思いつつ、
シンプルには説明しきれないのですが、自分ではこう理解しています。
・「ありのまま」を受け止めてくれるところ
・「ありのままを受け止める」ことをみんなで学ぶところ
・「ありのままを受け止めると人はどう変わるのか」を体感できるところ
・日々模索しながら、受け止める場を運営する「ありのまま」な人たち
正式には、こちらのホームページと、
もしくは、こちらのgreenzの記事にて、ご確認ください。
今週の金曜日、伺っていいですか?
友人であり副理事長である藤田さんに、今週の金曜日に伺っていいですか?とメッセンジャーした際の返信がこちら。
金曜日は、竹を切り出しその竹で、
筍ご飯を炊く調理実習を行う予定ですー!
竹筒ご飯参加します?
YES! YES! 参加します!参加しますとも!
即答して、ウッキウキで金曜日を迎えました。
1) 先ずは、竹を切り出す
かぐやの敷地の竹林から、竹を3本切り出します。
切り出した竹がタケノコご飯の器になるため、今回は太めの竹を選びます。
切るのはそんなに難しくありません。
そして、竹の上方の枝が生い茂っているため、切っても倒れません。
余談ですが、切り残された切り口には、大量のハエが寄ってきます。
どこから嗅ぎつけたのか、よっぽど美味しい水を飲んでいるようにも見えます。
2) 枝を払う
ナタで枝を払います。切り口で怪我しないよう、枝の根元を45度くらいの角度で切り落として行きます。
3) 器に仕立て、炭火で炊く
先ほどの竹、こんな感じの竹筒の器になります。
竹筒の器の真ん中のところは、ノコギリとノミで、フタを作ってあります。
この中には、研いだお米、だし汁、薄切りタケノコが入っています。
あとは、炭火の上に置いて炊き上がりを待ちます。30分くらいでしょうか。
4) 待つ合間に、山菜を採る
タケノコご飯の炊き上がりを待つまで、山菜を採ります。
かぐやの敷地が里山となっていて、さまざまな大地の恵みが育っています。
自分は山菜が分からないので、みなさんに教えてもらえながら収穫。
この時間も、ピクニックのようで、楽しかったなぁ。
5) そして天ぷらに
山菜は天ぷらとして、美味しくいただきました。しかも野外で。最高。
春の香り、やさしい苦味、揚げたてをサクサクと、相模湾の海水を煮立てて作った塩でいただく。最高。ほんとに最高。
天ぷらを揚げてくださった皆さまに全力で感謝します。
なんでも知っている藤田さんに山菜の見分け方を聞いてみると
天ぷらにすれば、だいたいのものは、食べれます w
斜め上からの回答でした w
達観しているというか、人間界を超越しているというか、仙人ですね w
いや、この人は絶対に「仙人」だと確信しました。w
6) みんなで頂く
タケノコご飯が炊き上がり、みんなで一緒にいただきます。
このご時世、コロナ渦という面と、核家族という面の両面から、みんなで一つのテーブルを囲みご飯をいただくという行為が、「食事をとる」という行為以上の意味合いがあると思い直しました。
7) 最後に、竹ホウキ
払い落とした竹の枝や、細くて器には使えなかった竹の先端を使って、竹ホウキを作りました。きっかけは、仙人(藤田さん)から、
竹から竹ほうきも作れますよ
文字にすると当たり前なのですが、目の前で竹の枝を払い、竹を切り分けているときには、これでホウキを作れる!とは思いつきませんでした。
おそらくは、ホウキは買うもの、と思い込んでいたためかなと思います。
今、ここにあるもので何が作れるのか?
そんな、当たり前のことを思い出させてくれた時間と場所でした。
そしてこのホウキ、結構気に入ってます。
最後までお読みくださりありがとうございました。
今日が良い1日でありますように。
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