音楽制作におけるリモート環境の整備 その6 ラグを調べよう

今回趣味の世界です。


audiomoversとsource connect nowの通信のラグを調べます。


こういうセッション

スクリーンショット 2020-04-09 23.04.11

を離れた二台のProtoolsに作って、

スクリーンショット 2020-04-09 23.05.54


相互に録音しあったセッションを

合体

スクリーンショット 2020-04-09 23.08.07

いろいろな時間、パターンで関係性を検証します。


結果、

どっちもあんまり変わらない。

気持ちAudiomoversの方が安定している気がする。程度でした。

となるとsource nexusが必要ない、DAWのみで完結できる(source connect nowはchromeを介す必要がある)という点でAudiomoversでいいかな。

source connect nowはTalkback機能が優秀なのですが、結局DAWを表に出してたら使えないし。

音質の差もそんなにわかりませんでした。
というか言ってしまえばミュージシャンサイドにはスタジオクラスのマイクなりHAなりスタジオ的ルームアコースティックがあるとは考えづらいので、その5で書いたとこでいうパターン2のリモートレコーディングな時点で音質的なロスは発生してるんですね。
もしそのロスがないくらいに整っているならそこにエンジニアが向かってパターン1のやり方に変更するべきだし。
もしくはエンジニアが不在でも、データの録音場所はミュージシャン側にするべき。
なのでリモートレコーディング、やはりめっちゃしっかり超良い音で録りたい!というのを求めるのは無理です。あきらめましょう。
source connect proならもろもろ解決してかなりいいとこまでいけますが……

音質の差は好きな方を使いましょう。


というわけでとりあえず記事にするのはAudiomoversに絞ってリモートレコーディングを模索していこうと思います。

ですが前書いたようにいつAudiomoversの回線が調子悪くなるとも知れないので、保険としてどっちでもできるようにしておくのは大事と思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?