「天才ではない」という苦悩 第56回 月刊中山祐次郎
みなさんこんにちは、中山祐次郎です。
7月末に子が産まれてからというもの、私の生活が激変したことは以前にもお伝えしました。具体的には、かなり多くの時間を育児・家事に割くようになりました。それは自分の望んだ姿であり、非常に刺激的な日々ではあるものの、これまでに通常運行していた様々な仕事たちに折り合いをつけたりペースを緩めたりという作業が必要になり、その作業に慣れずにおります。
今回は、「天才ではない苦悩」というタイトルを先につけました。このタイトルは、ある日の午前11時32分ごろ、12時からの若手外科医の手術の指導的助手に入る前に昼飯を食おうかいやそれとも終わってから食べようかと悩んでいるときにふと思いついたものです。
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