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夏酒テイスティングノート(24/7/20)
夏休みまで1週間となった。夏旅だ、夏酒だ!
夏酒の定義はよくわからない。
冷やしてうまい、低アル、白ワインみたい、パッケージやネーミングが夏っぽい、夏の料理に合う、なんか軽やか・爽やか、そんなのをひっくるめてひとまず夏酒ということにしよう。
ビールがいちばん好きだがビールだけを夏のおともにするのはもったいない。
というわけで、ここ1週間の夏酒ホッピング記録である。
まずは栃木の姿フライング純米大吟醸。
米栽培は地元の農業高校生とのこと。一口目のフルーティさが、寿司ペアリングで味変してドライになった。シース―がすすむすすむ。
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青森の陸奥八仙夏どぶろっく。どぶろっくというとお笑い芸人を想起するが。
カルピスみたいに濃いけどのど越し爽やか。あまじゅるる~ん。
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この甘さには塩辛いアテでコントラストをつけたくなり鮭ハラスをオーダー。酒と鮭。そういやお鮭ちゃんのアウフグースを一度も受けたことがない
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はしごでじぇんとるまんへ。浦霞純米夏酒。ドライジンみたいな無骨さだけど飲みやすく、アテを選ばないオールマイティ。くう~。
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日を空けて別店で青森の豊盃(ほうはい。いつもほうばい、とオーダーしてしまい店員に訂正読みされる)夏ラベル。
ボトルは写真用にお願いするわけだが、やはりこういうのは視覚作用が半端ないので、瓶をできるだけ長く横にとどめておきたい。上品で雑味のないクリスタルクリアーなのど越し。
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酒盗ピザが文字通り酒を盗む(生地は油揚げ)。これは危険な最速ペアリングだ。
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いよいよ登場するは栃木の仙禽(せんきん)かぶとむし。Noteで見て飲まねばと思った夏酒。7色ラベルのようにカラーの違う味わいがフュージョンを起こす。そしてそれが舌の上から四方八方に炸裂するようなスパークリングさをもっている。とても面白い酒。
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アテはどうする?かぶとむしにはなんとなくきゅうりな気がして。このペアリングは間違いなかった。かぶとむしがスパークリングしてあちこち行って味覚が飛びそうになるのを、糠が引き戻すアンカー役になる。
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続いては(といいつつ、さらに日は跨いでいる)神奈川の秦野から白笹鼓(しろささづつ)ササノメグリ碧笹(あおざさ)。この酒名は早口言葉大賞でも狙っているのであろう。
店員がちょっとぶっきらぼうなので写真用に瓶は借りない。
これは洋酒みたい。フルーティだが甘さ控えめでむしろ渋い。すでに酔ってる状態で出されたら、ん?白ワインけ?となりそう。
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アテは焼きアジにしたんだが、ちょっと違った。やはりナッツかクリーミーorスモークチーズだろう。
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北海道の三千櫻(みちざくら)純米吟醸彗星。
吟醸香の広がりが半端ない。いいぞ。この酒はふるさと納税でよく出てくる。北海道の東川町。
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というわけで、栃木(x2)、青森、宮城、神奈川、北海道。
やはり関東の酒だと栃木か、わが神奈川かである。
神奈川だといづみ橋、セトイチ、残草、松みどり、etc。好きだけど、トータルで栃木に軍配が上がるんだよなー。ただしそれを言うにもまだまだ酒を知らない。栃木vs神奈川に絞りはしご酒決戦をしようか。
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