キャリアのサポートをする際に、beの肩書きから考えてみる
前回で収まりきらなかったので、続き
タイトル通りです。
最近、ゼミ生から将来について相談がありました。
「将来、牛に関する仕事をしてみたい。でも、周りからは、「現実は厳しい」」
と言われたそうです。
牛に関する仕事=酪農だと周りからも思われていたし、本人も思っていたそうです。
キャリアをdoの肩書きから探すのでなく、beの肩書きから探してみる
doの肩書きから仕事を探すと、既存の仕事や今あるものだけに縛られていく可能性が高くなります。社会から与えられた役割、すでにある仕事に引っ張られがちになります。
なので「どんな仕事につきたい?」の代わりに、「どんな生き方はしたい?」、「どうありたい?」、「どんな自分だと自分らしく働ける?」、「自分の強みは?」、「自分では当たり前だけど、他の人からすごいと言われることってある?」と聞くようにしています。
その人のbeを土台にしながらまず考えてみます。
相談しに来た学生は、「誰かの強みを見つけること、すぐ動けることはすごいってよく言われる」
と話してくれました。
そしたら、誰かの素敵な部分を見つけて動ける✖️牛に関する仕事で考えてみたらどうなるか?と話をしてみたところ、「今までは酪農家しか考えられてなかった。もっと世界は広い!」と教えてくれました。
もしかしたら、牛の魅力を発信するライター、写真家、アーティストなんていいかもしれません。
そんな仕事あるのかって?
ないならこれから作っていけばいいと思うのです。
私自身も、今どんな仕事してるかと言われたら、一言では言えないです。
どんな職業なんですか?と聞かれたり、書類に書くときにいつも困ります。
名前のついている仕事が全てではないと思うので。
ちなみに、冨田美穂さんという方が、牛に関する作品を作るアーティストとして活動されてました。
doからだけでなく、beからも考えてみると、また違った世界が見えてくるのかなと思います。
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