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4/15(木)2年生ゼミを外で行う(学習環境デザインの視点から)

だいぶ前の話ですが、やっと書きます。

木の1限は2年生ゼミ(専門演習入門)です。学部は経営学部。

《全体概要》
この科目は、1年次のビジネス入門で学んだことの応用・実践です。PBL(課題解決型学習)を通じて実際のビジネスの現場で求められる振る舞いを学びます。
活動を通じて、「課題認識」、「調査」、「企画立案」、「プレゼンテーション」といった技術を身につけることを目的にしています。その中で、問題の発見・主体的な資料の収集とその分析や検討を行う『対課題基礎力』、自ら設定した課題を計画通りに進める『対自己基礎力』を学び、他者とのコミュニケーションにより活動を更に発展進化させることで『対人基礎力』を養います。クラスによってプロジェクトは異なりますが、どのクラスにおいても上記の目的は同じです。

そして、私のクラスのテーマは

【ワークショップを通して「創造的な学びの場」をデザインする】
ワークショップを通して、楽しみながら学びや発見のある場をデザインしたり、様々な問題発見、解決へのアプローチをしていきます。ワークショップを体験したり、自分たちでワークショップデザインをして実施をしたりします。

です。

自分でワークショップは色々とやってきましたが、実際に学生に教えていくことはそんなに多くなく(というか、実際に参加してもらって、体験してもらうのがワークショップやファシリテーションを学ぶのに一番だと思っています。後、本読む、実際にやってみる、振り返るとかかな)、今回はゼミの中で何ができるか試行錯誤しながら進めていきます。


また、青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム(WSD)の講師も少し担当させてもらった経験も生かしつつやっていきたいなと。

※ちなみにですが、私はWSDの修了生(12期)ですが、とうとうゼミ生からWSDに通う強者が出てきました。

前期は、学生たちは体験をしながら、後期に少しづつ自分たちで場を創っていくことをおこなっていきます。

学習環境デザインについて

ワークショップを考える上で、学習環境デザインの切り口から見ていくことがヒントになることが多いです。

学習環境デザインについては、

上田(2018)は学種環境をデザインする上で、下記の4つについて説明しています。

1:空間
2:道具
3:活動
4:人

※”人”について考える時に、参加者間の関係性も意識します。人は属性(一人ひとりの参加者の社会的背景や役割など)、コミュニティは参加者同士の関係性のレベルはどういったものかと捉えています。

その中で、今回は”空間”に着目しています。

本学の2年生は学生によっては去年学校にきたのは数回の学生もおり、部屋の中で基本受けていたからこそ、教室、部屋という空間以外で、学びを体感しながら感じてもらいたいなと思っていました。

そんたときに、4/15(木)外は晴。

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というわけで、外でゼミをスタート。最初はみんなで車座。

ちなみに椅子は

1:どこでもイース

2:ジョイントカラーマット


3:収納ボックス

を持っているので、それらを使って座っていました。

上記の写真では車座(円になって)で座るのは

1:みんなの顔が見える状態
2:上座下座ではなく、みんなで作る感覚。

を作っていきたいなーと。

学習環境デザインにおいて、空間は、そこで行われる活動の空気感、雰囲気を決める大きな要素。

想像してみてください。会議も、会議室で行うのと、焚き火を囲んで話すのでは全く違った雰囲気になります。

まだオンラインでしか会っていない、学生たちだったので、オープンマインドで話をして欲しいこともあり、外でやったほうが雰囲気も違うかなと。

学院の真ん中には石?のオブジェ?らしきものがああるのですが、そちらを机にしたり。

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画像3

学生たちも、狭い教室のなかで行うのとはまた違った感覚を実体験してもらえたので、今後ワークショップをデザインする際に、空間も1つの要因として意識をしてもらえるきっかけになれば幸いです。

※ただ、日差しが良すぎて、学生たちは「暑い!!!」なんて声も出ていました。適宜日陰に入ってもらいながらでした。

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参考文献

『教育の方法と技術』(2018)





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