しつこくやれるか+終わりまでが肝心。

今や社員が2000人規模に登り持ち株会社が上場も果たしたベンチャー企業の100名くらいに私はジョインさせて頂き、そこで6年修行をさせて頂きました。

その時の社長は会社作りは事業作り、事業作り仲間作りと仲間が一緒になって楽しめる文化づくり、手をあげた人が讃えあい成長できるステージをどんどん作っていくことが会社の役割と常に言っておりました。

そんな社長とのエピソード。

毎年恒例で年度末など節目にはその年で活躍した人を表彰する真面目な一部があり、2部ではテーマが代わりとにかく盛り上がって一体感を感じられるようなイベントを行っていました。

その年のテーマは祭りで、私が祭りを昔からやっているということで声がかかり、幹部の人たちと一緒に祭り衣装でイベントを盛り上げさせて頂きました。

そのイベントが終わって控え室でのこと。

誰かが率先してどんどん整理や片付けしているなぁと気づいてみると、社長でした。

私もおもむろにものの片付けを手伝い始めましたが、その時ボソっ言われたのが

「イベントってのはこの最後の片付けまでが大事なんだよ。」
という言葉でした。

やって終わりではなく、最後の最後まで自分のことのように考え気を配ることが大事であり、それを社長自ら自分に課して生きているのだと私なりに解釈しました。

そんな気持ちが入ったイベントは大成功に終わりましたが、イベントに携わった委員会メンバーは社長の細部までこだわる姿勢が正直しんどい、と笑っていましたが、そこまで徹底して考えやり抜くからこそ、毎回、涙が出るほど感動し、お互いに賞賛しあい、仲間意識が向上するのだと感じました。

時は流れ、先日地域の先輩方の会議の時の話、

新しく団体を作るんだけど、「そのコアメンバーはいつもの奴らでいいよな」と先輩が言っていました。

そのメンバーであれば、何をやるにも抜かりなく、目的を達成するために会の完成度、達成度が高いという信頼に他ならないことばです。

はたからみるといつも同じメンバーで、それはどうなの?となりそうで、それは十分認識しているけど、

事前にどこまで考え、しっかりと準備し、当日も参加する方が気持ちの良く過ごし、ことを成すために必要なことを考え、行動できることができるメンバー。

「しつこく確認できるかどうか」

を当たり前のように、

そして、やらないとどこか気持ち悪くなってしまう経験値が体に染み付いていることが、彼らにはあるのだなぁと感じました。

なんでも時間が過ぎていき、やだなぁ、めんどくさいなぁと思うことも結局は過去のものになります。

そんな一つ一つを適当に、他人事のように参加し、シャンシャンで終わることもできますが、

自分ごと、当事者意識を持って取り組み、その目的を達成させるために全力で動くからこそ、感動も作れ、自分の人生に役立つ一つになるんだなぁと改めて感じた次第です。

ということで、そんな今日1日もしっかりと積み上げて面白い人生にしていきたいと思います!

頑張ってまいりましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?