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【作曲課題9】『君が思い出になる前に/スピッツ』で打ち込み練習&楽曲分析の記録

今回はスピッツの『君が思い出になる前に』のバンドスコアを使ってDTMの打ち込み練習。

当初は打ち込み感をなくすための打ち込みテクニックを駆使したり、音作り、ボカロの調声などいろんな練習をする予定でしたが、まるまる1曲をアレンジするのは大変だったので、細かい打ち込み練習については次回以降に見送ることにしました。

なので、動画にUPするのもやめておきます。

ただ、その代わりに『君が思い出になる前に』の楽曲分析を自分なりにしてみたので、その記録をしておきたいと思います^^

『君が思い出になる前に/スピッツ』の楽曲分析

まず、曲の印象としては全体的に…ありきたりな言葉でいうならエモい感じがするなーと。

でも、決してユルい感じはしないので、この辺りの秘密が見つかればなといったところです。

ちゃんと整理して記録しようかと思ったのですが、別に誰かのためではないし、自分がわかればいいのでメモをそのまま載せます。

言葉や解釈の間違いがあると思いますが、私の中で理解できていれば問題ないので、間違いがあっても指摘しないでいただければ幸いです。

では以下にメモを載せておきます。

---ここから---

【あの日もここで はみ出しそうな 君の笑顔を見た】

メジャーコードに対しては3度の音で始めることで郷愁的に、マイナーコードに対しては5度の音から始めることで少しドライな印象。

【見た】の部分でマイナーコード♭6th(シ)を当てることで「葛藤」した感じがある。しかも始まりはアウフタクトの1st(ラ)の音で始めることで、始まりとは対極の位置に気持ちを持ってきた感じ。

【水の色も風のにおいも 変わったね】

モチーフは同じだけど、Dコードに対して5th(ラ)の音を当てることで、さっきの3rdの連打と比べて受け止めた感がある。

【変わったね】はV-P4シェルでドミナントパワーを強化しないことで、勝手に解決感が出て、浮遊感がある。


【きっと僕ら 導かれるままには歩き続けられない 二度とこれからは】

コード音に対して3rdを中心に6thや9thの音から始める、5thや7thの音でロングトーンにすることで、ノスタルジック感や浮遊感を全体的に感じる。


【君が思い出になる前に  もう一度笑ってみせて】

【優しいふりだっていいから 子供の目で僕を困らせて】

サビでもコード音に対して3rdや5thで始まることが多い。

Aメロのモチーフ(8分音符の連続)をサビでも繰り返しているけど、意図するところまではわからない。


メロディラインに関してはシンプル。複雑なことをしている感じがしないのにこれだけ聴けるメロディなのはすごいと思った。

Aメロ⇒Bメロ⇒サビで徐々に音域が高くなる。けど、Aメロの第1音がラで始まって、サビの最後が同じラで終わるところとか、元の音に戻ってきたことが、このメロディが持つ説得力の秘密かもしれない。

メロディありきでそれに最適なコードを当てているような気がしたから、「やっぱりメロディが大事」ということを改めて認識させられた。

---ここまで---

今後の課題

バンドスコアを打ち込みしたことで、ウワモノの楽器をどんな風に入れたらいいかなどいろんなことに気づけたかな。

優れた曲がどうやって作られているかを知るのは勉強になると思ったから、行き詰ったときは、またスピッツの別の曲のバンドスコアを打ち込みたいですね。

あと、「いいメロディとは何か?」を分析したり、素材を駆使して曲の土台を作る方法を調べたり、テンプレートを新しくしたり、この辺にも取り組んでいきましょう。

ですが、次回からはまた『イメージした通りに作曲する方法』を参考に8小節前後のオリジナル曲を作って、noteに記録していきたいと思います。

今度はアレンジやミキシングもやってクオリティを高めていきましょう^^

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