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作曲練習No.0010~11【ピアノ篇】

今回からピアノの打ち込みの練習をしていきます。

早速、曲を作っていきましょう。


No.010-ピアノフレーズを入れてみよう


コード進行:G/C ⇒ C |G/C ⇒ C |FM7 ⇒ F6 |Dm7 ⇒ Dm7/G
BPM:74

【概要】

ピアノフレーズを入れてみる。

【感想】

最初はピアノバッキングの中にフレーズを入れながら作ってたけれど、聴いてるうちに「今回の曲調だと分けた方が聴きやすいかなー」と思って、ピアノとエレピで分けてみた。

あと、ドラムはもっと抑えても良かったけれど、今回はピアノ中心にいろいろ試したかったから手付かずで。

細かいことを言えば、ごちゃっとしてる(音域かな?)から、その辺りの配置を工夫したかったけれど、コレは第2章というか一通りやるべきことを終えてから意識しましょう。

まずはいろんな楽器を加えていくところが優先かな。

編曲に少し足を踏み入れた感じがして嬉しかったし、何より編曲に対する抵抗感がなくなって、地道に1つずつここまで乗り越えてきてよかったと思った。

【流れ】

ピアノのバッキングの流れを簡単に。

①コードを決める
②右手のコードを動かす
③左手のコードを動かす
④アレンジする(4和音にする、展開させる、フレーズを入れるなど)

場合によっては左手はベースに任せてもいいし、右手の音を抜いてもいいし、この辺りは他の楽器との兼ね合いも考慮していく。

【課題】

今回はコードの中にフレーズを入れながらピアノのバッキングを意識して制作。

でも、あんまり上手くなじませられなかったから、結局分けて別々のパートに。

コードとフレーズで別々に演奏しても問題ないし、無理してコードを鳴らしながらフレーズを入れる必要はないけれど、今後ギターとか他の楽器にフレーズを任せたりを考えると、ピアノ1つだけで完結出来るようになった方がいいかなとは思った。

【メモ】

「Ctrl+Shift+上下ドラッグ」でベロシティをいじれる

【曲に関して】

コード進行の印象はとても落ち着いてる感じ。

後半はマイナーコードが出てくるけれど、7thやオンコードにすることであまり暗い感じもしない。

すごく穏やかで、でもどこか切ない感じだったので、その辺りを意識したメロディが作れればと思った。

最初に考えたのは「中心『ド』に戻ってくるメロディにしようかな」というところ。内省的な方がこのコード進行には合ってる気がした。

コードに関してだけど、1小節目からオンコードを使っているのは今回が初めてだったから、そこに注目した。

『G』⇒『C』に進む場合だとパワフルな感じがする。だけど、今回は『G/C』⇒『C』に進む分、推進力はあるけど、ちょっと落ち着いてる印象は受ける。

この辺りを意識してメロディラインを考えてみた。

最初の1音って大事だと思うし、せっかく今までにはないパターンに出くわしたので、今回は『どうやって最初の1音目を決めたのか?』を記録しておきましょう。


メロディの1音目の決め方

まず考えたのは『ド』と『ソ』。

コードが『G/C』だし、コード構成音だから特に問題はなかったけれど、今回は自分が求めるニュアンスと違うかなと。

パワーがありすぎる感じして、コード進行から感じた落ち着きのニュアンスが違う気がした。

あと『ラ』や『シ』も求める感じと違った。コッチは落ち着きというよりはネガティブ感が強かったかな。

だから『レ』『ミ』『ファ』のどれかから始めようと思った。

『レ』と『ファ』で始める場合は次のコードまで持たない感じ?

『G/C』のコード構成音に入ってないから、解決させないといけないかなと。

一方で、『ミ』だとメロは持つけれど『G/C』に対してはもったいない感じがした。

なんか『G』に対しては浮ついた感じがするけれど、ベースが『C』でコッチは地に足がついてる感じ。

ココに『ミ』の音を当てると「どうしたいの?」って感じになっちゃう。

でも、私はこのコード進行に『落ち着いた印象』を受けてるから、『分からない』って感じは今回は違う。

だから、『レ』か『ファ』のどっちかから始めようと。

何となく『レ』だとポジティブ、『ファ』だとネガティブって感じかな。

どっちも良かったから、後半のコードとの相性で決めようと思った。

いろいろ音を鳴らしてみたら、3小節目の『FM7』のところで最高音の『ソ』を持ってくるのが今回は気持ちいいメロディになる感じがした。

ルートの1個上(2度上)だから引っ張られる感じもするし、それでいて強くないから今回のコード進行と自分のイメージする曲想に近い気がする。

ココに最高音の『ソ』を持ってくる場合、最初を『レ』で始めちゃうと少し厄介なことが起きることに気づいた。

例えば、『レ』から解決させるために『ミ』に行ったとすると、上がるメロだからちょっと強い印象。

かと言って『レ』から『ド』に解決させると、次の『ソ』に行った時に度数の差が広がりすぎてパワフル。

仮に『ファ』で始めた場合、『ミ』で解決させることが出来るし、『ファ』⇒『ミ』に流れることで『ミ』が「分からない音」から「落ち着きのある音」に印象が変わる気がした。

そして、『ミ』から『ソ』に行くときも『ファ』を経過音で入れることで跳躍を防げて、強さがあまり出ない。

というわけで、今回の自分求めるイメージに一番近いのは『ファ』かなと思ったから、最初の1音を『ファ』に決めてメロディを作りましたとさ。


という感じでメロディを考えました。

良し悪しは置いといて、自分が求めてる『意図して作曲する』というのが少し身についてる感じはする。

少しずつでも成長出来ると思うから、引き続きちゃんと考えながらメロディを作っていきましょう。


もう一度ピアノを意識した曲作りをしてみます。

No.011-ジャズっぽい感じの曲を作ってみよう

コード進行:C ⇒ Em7 |Dm7 ⇒ A7 |Dm7 ⇒ E7 |Dm7/G
BPM:106

【概要】

ジャズ風の曲を作ってみる。

【感想】

今回は歌モノではなく、BGMのイメージでメロディを制作。

ジャズはアドリブが魅力かなと思ったし、前回細かくメロディを考えたので、今回はあまり考えずにメロディ作り。

まぁ実際は予定が詰まって時間があまり取れなかっただけなのですが。。。

「これがジャズと言えるのか?」というのは置いといて、今までとは違った感覚で作れて楽しかったので、良しとしましょう。

まぁ『ジャズ風』ですし。『○○風』って便利な言葉ですね^^

ジャズっぽい曲を作る時には『跳ねたリズムやシンコペーション』『メロディを崩す』のを意識すると良い、あとは『ブルーノート』がポイントとのこと。

今まで基本的にCメジャースケールでしかメロディを作ってなかったから、音の雰囲気の違いが新鮮で楽しかったです。

他にも7thじゃなくて9thとか入れてたりして、参考にしたコード進行とはちょっと違った感じにはなってるかな。

【課題】

初めてジャンル感を意識して作曲してみたけれど、はっきりジャンルを出すには知識が必要だと感じた。

あとはたくさん曲事も大事だなと。

ただ、「っぽい」感じの曲ならリズムとかスケールとかを抑えることで、ある程度の雰囲気は出せることも分かった。

【曲に関して】

このコード進行のポイントは『A7』⇒『Dm7』になるところ。

いわゆるセカンダリードミナントで、ココは一時的に転調してるから普通のキー『C』の感じとは違う印象を受ける。

それでいて、最後も『Dm7/G』で予想外の終わり方をしてる。

全体的に『意外性』のあるコード進行と捉えてもいいのかなと。

ドミナントモーションはジャジーな感じがあるから、出来たらジャズっぽいピアノバッキングやアドリブ感のあるメロディが出来たらと思って作曲。

…してたはずだったのに、気づくとレトロゲームのBGMみたいになってしまった。

何かが違うからイメージしてたジャズっぽい感じとは違ったんだろうな。。。でも、これはこれでいい感じのニオイはしたかなと。

まとめ

今回でピアノ篇はいったん終了したいと思います。

別件で時間が取れなくてNo.11の途中で離脱しちゃったから、何かペースが崩れてしまった。。。

こういう時は立ち止まらず先へ進んで、必要になった時に振り返ればいいかな。

ということで、次はギターの打ち込みの練習をしましょう。

ギターまでやったら、別の視点から練習していこうかな。

では、引き続き頑張りましょう!

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