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なぜ、私はお客さんファーストにこだわり続けているのか?

那須川天心VS武尊の試合に感動しすぎてしまった。
この熱さのまま自分が今までブレずにこだわり続けてきた一つの信念を書き残しておこうと決めた。

それは、お客さんファースト。
とにかく、お客さんが喜んでくれることが最優先。

天心VS武尊の実現は正にそれのカタマリ。それゆえ、観終わった後にあの時のことを思い出したので書いておきましょう。

お客さんファーストを掲げれば、潰されてしまうことを知った夜。
この文章は自分のために書きますし、内容も内容なのでロックをかける意味で有料にしておきます。

「無料だから視聴者は真剣にテレビを観ていない」

「だから、本番でのパフォーマンスは関係ない」

これはプロデューサーという肩書きをつけた、あるサラリーマンに言われた言葉なのですが、この言葉のインパクトは想像以上に強く、これぞハッキリと姿を見せた剥き出しの本音。

私と元芸人とプロデューサー。3人の会にてこの言葉を私は放たれました。

私は何を差し置いても視聴者ファースト。とにかく作品の中身を面白くすることが1番大切だと譲れないこだわりがあったのですが、
その元芸人とプロデューサーは、作品の中身は重要ではないと主張してきたのです。

これだけを聞くと
「作品の中身は重要じゃない」「視聴者は真剣に観ていない」なんて、とんでもないことを言ってるな!となると思いますが、この言い分に至る理由は理解できます。

サラリーマンプロデューサーにとって大切なことは組織の中で出世することであり、視聴者という目に見えない存在は自分の出世争いには一切関わりません。
もっとリアルなことを言ってしまえば、作品の出来不出来に関係なく給料の額は一定であり、番組が終わろうが始まろうが貰えるお金は変わらないのです。

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