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【ブルガリア語】7日間外国語チャレンジ Day 7

いよいよ最終日です。7日目はブルガリア語。

去年ブルガリアに行ったんですが、すごくいい国でした。特に、リラ修道院のフレスコ画は素晴らしかったです。ご飯も美味しいし、ぜひまたゆっくり行きたい国ですね。この前は首都のソフィアを中心に回ったので、今度は黒海沿いの街にも行きたいなぁ。

さて、ブルガリアはロシア語と同じスラブ系の言語で、キリル文字で書かれます。ちなみに、キリル文字はブルガリアで生まれたそうな。ブルガリアのお土産で、昔のキリル文字が書かれたTシャツを買って帰りました。

ブルガリア語はところどころロシア語に似ているものも多く、добро утро (おはよう; ロシア語では доброе утро)、здравейте (こんにちは; ロシア語では здравствуйте)なんかはそっくりですね。ただ、ロシア語と違って名詞の格変化はほとんどありません(人称代名詞にちょこっと残っている程度)。ロシア語では前置詞ごとに取る格が決まっていたり、所有を表す時には生格を使わなきゃいけなかったりなど、男性・女性・中性 × 単数・複数の格変化に悩まされましたが、それがだいぶすっきりしています。

また、ブルガリア語の文法で面白いのが後置冠詞形です。普通冠詞は名詞の前に来ますが(「冠」詞ですからね)、ブルガリア語の場合は語尾に -ът, -та, -то などをつけることで定冠詞のような働きをします。冠詞なのに後ろに着くって、面白いですね。

そういえば、ブルガリアでは首を縦に振ると No, 横に振ると Yes の意味らしいです。また、結婚指輪は左手薬指じゃなくて右手薬指につけるのだとか。なにかとあべこべのブルガリア、面白いです。

さて、これで7日間外国語チャレンジは終了です。これまでの日替り外国語だと6種類の言語を1週間でローテーションなので、どうしても触れられなかった言語がいっぱいありましたが、これを機に久しぶりに学べた言語がたくさんあって楽しかったです。明日からは日替り外国語に戻りつつ、またこのような形でたまには他の言語も学びたいですね。

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