＜ラグビー＞ルーマニア対トンガ，ＴＶ観戦レポート

ルーマニア３２－２０トンガ

ＣＯＶＩＤ１９感染状況は良くなっているものの，先週のオランダ戦に続き，この試合も無観客となった。

ルーマニアとトンガは，これまで３戦しており，ルーマニア１勝，トンガ２勝。２０１３年ルーマニア１９－１８トンガ，２０１５年ルーマニア１６－２１トンガ，２０１７年ルーマニア２０－２５トンガ。先週のオランダ戦のように楽勝とはいきそうもない。

トンガのシビタウ。やはりこの手のものは楽しい。

２分，ルーマニア１０番ＳＯツドール・ボルドーがＰＧ，３－０。
４分，トンガ１０番ＳＯジェイムズ・ファイヴァがＰＧ，３－３。
７分，ボルドーが５０ｍのＰＧ，６－３。
トンガは，ルーマニアのハイボールをことごとくミスしている。
１２分，ルーマニア２番ＨＯツドール・ブトゥナリウがトライ。ボルドーのコンバージョン成功で，１３－３。

１４分，ファイヴァがＰＧ，１３－６。
トンガはイージーミス多いも，スクラムは優勢。

３３分，ルーマニア４番ＬＯヨハン・ファンデルヒーアデンが，チーム反則の繰り返しでシンビン。
３６分，トンガが，スクラムから右へ展開し，１４番ＷＴＢラツ・ラツニプルがトライ。ファイヴァのコンバージョン成功で，１３－１３。

４０分，トンガが，キックカウンターから１４番ＷＴＢラツニプルがインゴール左スミに入るも，ＴＭＯでノッコンが確認されて，ノートライ。

前半，ルーマニア１３（１Ｔ１Ｃ２Ｐ）－トンガ１３（１Ｔ１Ｃ２Ｐ）

４１分，トンガが，１２番ＣＴＢヴァエア・ヴァエアがインゴールへキック。これを１１番ＷＴＢソロモン・カタが押さえてトライ。ファイヴァのコンバージョン成功で，１３－２０。

４４分，ルーマニア２３番ＢＫシオエリ・ラマが，トンガ９番ＳＨソンタネ・タクルアを空中でタックルして，ＴＭＯとなる。レッドカード相当だが，シンビンで収まる。

４８分，ルーマニアが，左中間ゴール前ラックから右へ，９番ＳＨフローリン・スルギウが持ち出してトライ。ボルドーのコンバージョン成功で，２０－２０。

トンガは，シンビンを得たことで安心して，タックルが甘くなっている。
５４分，ルーマニア２２番ＳＯダニエル・プライがＰＧ，２３－２０。

６６分，プライがＰＧ，２６－２０。
トンガは，ここまでアクシデンタルオフサイドを２回犯して，アタックチャンスを潰している。
７１分，プライがＰＧ，２９－２０。
後半，ルーマニアがスクラムで優勢になる。

７７分，プライが，５０ｍのＰＧ成功，３２－２０。

後半，ルーマニア１９（１Ｔ１Ｃ４Ｐ）－トンガ７（１Ｔ１Ｃ）
合計，ルーマニア３２（２Ｔ２Ｃ６Ｐ）－トンガ２０（２Ｔ２Ｃ２Ｐ）
トンガは，試合が下手。相手が１４人の時間帯に，ゴール前ＰＫを得ながら，ラインアウトやスクラムからアタックして，ノッコンなどで自滅。負けた気がしないゲームだったと思う。対するルーマニアは，トンガの自滅で勝ったゲーム。内容では負けていた。