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リング制作工程・その2

その1の「グリーントルマリン」を座に収めて留める為の「爪」(爪の線径は0.5mm)が6本、ロー付(ジュエリーメイキングで言うところの溶接)出来て、パーツとして完成。

次にダイアモンドの座の制作。今回は2ピースのダイアモンドを使用しますが、グリーントルマリンとは異なった留め方をします。金属部分に埋めてしまうような方法で「ふせこみ」とか「ヘラ留め」などと言います。座の構造は、小さなお椀状のパーツの上部に丸めた輪っか「丸カン」をロー付してあります。

リング部分はプラチナで制作。線径1.3mmを所定のサイズに丸めて、その口をロー付し、まさしくリング状に加工します。今回は同じものを2つ制作し、その2本のリングの間に極小のプラチナの「シャカ玉」(金属を溶かして、その表面張力で球状にしたもの)を8ピースを挟んでロー付し、隙間の空いたデザインのリングとしました。これらで今回のデザインのパーツが全て完成です。次はこれらを組み上げていく工程です。

制作工程の説明が専門用語とともに煩雑になり、ワタシの文章が拙いのとで伝わりにくいかもしれませんが、トップ画像を見ていただき、なんとなくでも想像していただけたら嬉しいです。

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