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これからは個の力の時代、野球はそもそも個の力

これからは、これまでと完全に違う時代になるんだと思います。
個の力が、どんどん大きくなっていく時代になると、僕は思っています。


▼ これまで、とは

これまでとは、会社に勤める、という時代です。
そしてそこで、終身雇用、年功序列、です。
新卒で一括採用され、会社で育成され、会社はせっかく育てた人材を早期退職させないように、年次を積めば積むほど地位も給料も上げていく。
そういう世の中。
そういう世の中では、テストで良い点数取って、偏差値の高い高校に行き、良い大学に進学して、良い会社に入ることが、いわゆる、勝ち組、でした。
そうすれば、一生安泰、みたいな。

ただ、当時は、社会のインフラ的な要素から考えても、そうすることが良かったんですよね。
どういうことかと言うと、例えば、情報発信。
今こうして僕が書いているblogなんかもそうなんだけど、当時は素人がどれだけ良い文章を書いても

届ける

という方法がなかったんですよね。
だから、新聞社に就職する、みたいな。
物作りにしても、材料を手配して、物を作って、物流に乗せて、販売するって、個人じゃ不可能で、だから会社に就職する、みたいな。
そんなわけで、自分のやりたいことをやろうとする、あるいは、やりたいことを実現するためには、

会社に雇ってもらう

という方法しかなかったわけです。


▼ これからは個の力の時代

ところが、インターネットによって世界が繋がったし、誰でも発信できるようになりました。
読まれる読まれないは別として、文章を書けば、ネットを通じて、世界に届けられるわけです。
物作りにしても、今はいろんなものが小売りされていて、しかもネットで簡単に手に入るから、材料の入手も手軽だし、ネット販売を利用すれば、すぐに全世界に向けて販売を仕掛けられるわけです。
要するに、もう、

会社とか組織に属する必要性

があまりなくなってきたと言える状態になったんですね。
たとえ会社に属していたとしても、

オタクの会社の◯◯さんに担当して欲しい

なんていうオーダーになったりする。

もはや大企業の看板で仕事をする時代は終わり、個の力、が必要とされる時代になったってことなんだと、僕は思います。


▼ 野球ってまさにこれ

でも、世の中がこういう流れになってきてるということを、いまだに感じることができない人も確実にいて、そういう人が、いまだに

良い大学に行って、良い会社に入る

ということを目標にしてるんですよね。
まあ、これがダメだと言ってるわけじゃないから、そうしたい人はそうすればいいと思いますが、僕的には、少し古い考え方かなとは思います。

こういう、個の力の時代、ということをツラツラと考えてみると、これって

野球はまさにそうだよな

と思い至ったんです。

例えば、

学童時代に全国大会行きました!
とか
中学時代に全国大会行きました!
なんて言ったとしても、高校で求められるのは

で?
お前はどんな選手なの?

ということです。
チームが素晴らしい実績を残したとしても、それは関係なくて

選手の個の力

が試されるし、必要なのはそれ。

そんなこんなで、やっぱり、野球って、すげえスポーツだよなって、改めて思いました。

以上でーす。

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