権力を持つとはだかの王様になりやすい
野球の指導者、特に、学童野球の指導者って、絶対的権力者であることが多いです。
チームの方針に始まり、日々の練習内容や試合の選手の起用に至るまで、全ては指導者さんの思うようになります。
こういう立場の人が、絶対に気を付けておかないといけないことがあって、それは
はだかの王様にならないようにする
ということだと、僕は思っています。
▼ 気を付けてないとそうなる
一般論で言って、絶対的権力者には、そうそう逆らう人はいません。
むしろ逆に、媚びへつらう人の方が多いでしょう。
誰だって、良いポジションで使ってもらいたいし、重用してもらいたいという気持ちが働くので、そうなってしまいます。
それは自然なことだと思います。
ここで、絶対的権力者は勘違いしてはいけないことがあって、それは
人は何に対して媚びへつらっているのか?
ということです。
ちょっと考えれば分かります。
人は、自分に対して媚びへつらっているわけでは決してないです。
人は、その絶対的権力者の「立場」に対して媚びへつらっています。
ちょっと考えれば分かるんだけど、いざ自分がその立場になると、ちょっと考えなくなる人のなんと多いことか…
▼ はだかの王様
絶対的権力者は絶対的な権力を持っているので、周囲の人は、絶対的にその人の言うことに従いますし、やることややろうとすることに異を唱えません。
でもそれは、その人が言ってることややってることややろうとしてることが
正しいから
ではありません。
言ってることに反対でも、やってることがおかしいと思ってても、やろうとしてることが気に入らなくても、
良いですねぇ〜
って言うんです。
だから本当に、よくよく気を付けてないと、絶対的権力者は
はだかの王様
になってしまうんです。
人が何を思っているのか、人が何を感じているのか、人が何を考えているのか。
よく見て、よく観察して、よく耳を立てて、よく感じないとダメなんです。
これは決して、学童野球の指導者にだけ当てはまることではないと僕は思っています。
自分がそうならないためにはどうするか?
また、自分がそうなっていないか?
日々、意識しておきたいと思います。
以上でーす。
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