僕が絶対にやらないと決めていたこと
息子と娘が野球をやってきて、これまで僕は、学童、中学、高校と保護者の立場にいたわけですが、そんな中で
これだけは絶対にやらない
と決めていたことがいくつかあって、その中でも、特に、絶対に絶対に絶対にやらない!と決めていたことがあります。
それが
指導者批判
です。
このことは、これまでにも何度かこのblogでも書いてきていて、もはや僕の中では古典落語的な話になってますが、改めてまた、書いてみようと思います。
▼ 必ず耳に入るもの
なぜ僕が指導者批判をやらないかといういちばんの理由は、
我が子のためにならない
からです。
なぜ我が子のためにならないかというと、親の発した指導者批判は、必ず指導者さん本人の耳に入ります。確実に入ります。
野球に限った話ではなくて、普通の生活を考えると明らかだと思うんですよね。
陰口叩いたり、こっそり悪口言ったりしたことって、不思議と確実に本人に伝わってしまうもんです。
少年野球なんて、普通の生活よりもグッと狭い世界なんだから、そりゃもう、10000パーセント伝わるってもんです。
▼ 我が子のためにならない
ある選手の親御さんが指導者批判をしてるとします。
その批判が指導者さんの耳に入ります。
指導者さんは、どう思うでしょうか?
って話っす。
僕なら、良い気持ちはしません。
僕は器が小さいですから、僕なら、こんにゃろ💢って思います。
で、例えばもし、その選手と同じくらいか、もしくは、少しだけ力の劣る選手がいたとします。
指導者さんは、どっちを試合に使うか?
って話っす。
おそらくですが、指導者批判が、
良い方向に作用することはない
と、僕は思います。
▼ 進路にも影響するかも
また、例えば、所属してるチームが上のステージのチームにパイプを持ってるとか、スカウトさんがチームを観にくるとかのチームだとします。
スカウトさんは、指導者さんとまず話をします。
あの選手はどうですか?
とスカウトさんが指導者さんにある選手のことを尋ねたとします。
その選手の親御さんが指導者批判をしてたとします。
指導者さんはどう答えるでしょうか?
って話っす。
▼ チームに入っておくことが良いのか?
自分自身で何らかのパイプなりを持ってる親御さんなら、それでも良いんでしょうけど、僕のような何もないオヤジは、ほんとうに何もありません。
だから黙って見守るというのがいちばんなんです。
だから僕は、指導者批判はしませんでした。
ただ僕は、自分自身で、指導者批判をしなくても良い環境を選ぶということは、やりました。
指導者批判をしたくなかったので、そもそも指導者批判をしたくなるような環境に我が子を置かなかったということです。
学童時代は、ゆるゆるの野球スクール。
そこには指導者さんの怒声、罵声はなかったし、思う存分野球を楽しむ指導をしてくれていました。
そして中学時代は、中学校の軟式野球部。
顧問の先生はとても熱心な、野球の指導者としても、教育社としても、とても良い指導者さんでした。
だから僕は、正確に言うと
指導者批判をやらなかった
ではなくて
指導者さんに不満を持つことがなかった
ということになります。
僕は思うんですけどね。
保護者さんが、当番など多くの負担を我慢して、子供を野球チームに入れて、野球自体のチーム方針なり、指導者の指導方法なりに、大きな不満を感じて、野球やってる子供さん自身も試合に出られなくて…
って、そんな状況を、必死に我慢して耐えて、野球チームに居続ける必要ないと思うんです。
チームに居続けるなら、指導者批判はやらない方がいいのは間違いない。
でも、そもそも、チームに居続ける必要があるのか?ということは、少し考えてもいいと思います。
以上でーす。
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