アメリカ大統領選挙の仕組みを勉強してみた
今年はアメリカの大統領選挙の年なんですね。
僕は知らなかったんですが、アメリカ大統領選挙って、4年に1回あって、オリンピックの年にあるんです。
で、今年がその年。
11月の第1月曜の翌日の火曜日と決められているそうで、今年は11月5日に行われます。
この日に向けて、選挙戦が繰り広げられていくわけですが、この選挙の仕組みが日本とかなり違っていて、よく分からん。
ということで、例によって、にわか勉強してみました。
▼ 大統領制と議院内閣制
日本の場合、総理大臣って、僕ら国民が直接投票して決めるのではなく、僕らが選挙で選んだ国会議員が決めるという、議院内閣制という制度になっています。
一方でアメリカは、大統領を選ぶのに、国民が直接、この人が良い!って投票できる大統領制という制度になっています。
余談だけど、日本の議院内閣制の場合、国会議員が総理大臣を選ぶから、議員の議席数が多い党の人が選ばれることになります。だから、いわゆるネジレって状態が起きない。つまり、総理大臣は自民党だけだ、衆議院の過半数は野党が占めてるみたいなことは、ほとんど起きないことになるわけです。
ところが大統領制だと、大統領も議員も国民が選挙で直接選ぶから、大統領は民主党だけど議会の過半数は共和党というネジレが起きやすいということだそうです。
▼ 今やってるのは予備選
今、メディアで盛んに報じられていることとして、
トランプさんが優勢
とか
ヘイリーさんが苦戦
とか
ってことがありますが、あれは、共和党で、誰を大統領に立候補させるのかってことを決める、予備選挙、という段階の話なんですね。
アメリカは、2大政党で議会が成りなっていて、現在の大統領のバイデン大統領の民主党。
もうひとつが、トランプさんとかヘイリーさんとかの共和党。
この二つの党で、お互いに大統領候補を立候補させて、国民がどちらかを選ぶってわけ。
民主党は、現大統領のバイデン大統領。
そのバイデン大統領に対抗するのが、共和党のトランプさんかヘイリーさんか?ということを今決めようとしてるってわけです。
▼ 今後は…
共和党の候補を決めるやり方としては、州ごとに、例えば、カリフォルニア州は誰、テキサス州は誰、みたいに決めていくということです。
この後の動きとしては、3月5日に、スーパーチューズデーと言われる、大きな州での予備選が行われて、そこで、おおかた、トランプさんかヘイリーさんかどちらかに、共和党の候補者が決まって、正式には7月とかに決まるそうです。
そこからは、いよいよ、共和党候補と、民主党のバイデン現大統領の一騎打ちが始まるということになります。
大統領選挙も、州ごとに誰が良いっ!っていう集計がされるそうなんだけど、多くの州で、だいたいこの州は共和党だとか、この州は民主党だということが決まってるそうです。
ただ、そんなふうに決まってない州がいくつかあって、スイングステイトと呼ばれるそうなんだけど、その州が、激戦区、と言われて、そこをどう取っていくかが大事なんだそうです。
あと、アメリカ大統領選挙に特有の方法で、各州ごとに選挙人という人の人数が割り振られていて、人口の多い州には多くの選挙人が、人口の少ない州には少ない数の選挙人が割り振られるということがされていて、それで、人口によるウェイトをかけているというのが特徴的です。
そんな感じで、来るべき11月5日に向けて、これからますます盛り上がっていくことだと思います。
以上、きわめてザッと、アメリカ大統領選挙の仕組みを勉強してみました。
以上でーす。
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