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高校野球を目指す中学選手が身に付けておくと良いなと思ったこと
昨日、高校野球福岡大会を観戦に行きました。
大会はすでに県大会に入っていて、昨日はベスト8をかけた試合ですので、県レベルでは、相当な高いレベルのチーム同士の戦いです。
そのうちの2試合を観戦したのですが、
このレベルのチームや選手でも
こういうことができてないんだ
と思ったことがあり、これは逆に言うと、これから高校野球を目指す選手たちにとっては、こういうことができていると、高校に入って有利になるんじゃないかなと思ったので、そのことについて書いてみようと思います。
ただ、断っておくと、僕は野球の指導者でもなんでもなくて、ただ、自分の息子や娘が野球をやっているというだけの、単なる野球好きなオッサンですので、これから書く内容は、そういうオッサンがオッサンなりに気付いた点ですよっていう程度のものです。
▼ 気を付けていればできること
僕が気付いた
こういうことができてないんだ
という点は、どれも、
気を付けていれば誰でもできること
ですので、もしかしたら、日頃はちゃんとできているけど、8強がかかった試合のプレッシャーとか、暑さからくる疲れとか、そういうことがあって、たまたまこの試合ではできていなかっただけなのかもしれません。
でもやっぱり、どういう状況であっても僕は、こういう
気を付けていれば誰でもできること
は、絶対にやらなければいけないものなのだと思っています。
▼ ベースカバー
まず気が付いたのは、
ベースカバー
です。
一塁の少し後方にフライが上がりました。
一塁手が手を上げて、捕球体勢に入ります。
二塁手は、そのそばに詰めて落球に備えます。
その時、一塁ベースに誰もいない。
これはピッチャーなんですけどね、その時、ピッチャーはマウンド上で完全にボールウォッチャーになってました。
▼ バックアップ
次がバックアップです。
外野手の間に打球が飛びました。
どちらの外野手も追いかけます。
どちらかの選手が手を上げました。
俺が捕る!
です。
その時に、打球を追いかけていたもう片方の外野手がそのまま打球に向かって行ってる。
たぶんこの時に、もう片方の外野手は、捕球しようとしている外野手の後ろに回り込んで、落球や後ろに逸らした時に備えるというのが、やらなければいけないことなんだと思うんですよね。
それともうひとつ、バックアップに関しては、これもまたピッチャーなんだけど、本塁や三塁後方へのバックアップをやってないピッチャーが目につきました。
打たれたショックも分かるけど、やっぱり、外野からの返球が逸れたとかいう時に備えて、マウンドを降りてバックアップに走らなきゃな、と思うこと場面が何度かありました。
▼ ライナーバック
攻撃側で気になったのは、
ライナーバック
です。
これは、けっこう、徹底されてないなと感じました。
無死とか一死で、打球がゴロじゃなかったら、必ず塁に戻る。スタートは抜けてからで良い。
ライナーバックができてないと、簡単にダブルプレーになります。
昨日見た2試合で、ライナーバックができてないためにダブルプレーになったのは、一回だけだったけど、何度か、抜けたから良かったものの…という、危ない場面がありました。
そんなこんなで、高校野球の県大会レベルでも
ベースカバー
バックアップ
ライナーバック
ができていない、徹底されていないと感じる場面が少なからずありました。
だから、高校野球を目指す中学野球の選手たちは、こういうところを、今のうちから
徹底的に身体に覚え込ませる
という事をやると、もしかしたら、
一味違う新入部員
になれるかもしれませんね。
以上でーす。
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