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何かを撮らない写真

タイトルの「何かを撮らない写真」と聞いてピンとくる方はいますか...?

僕は最近は「何かを撮らない写真」に取り組んでいます。
これは色んな写真集を見ていて気づいた概念で、うまく僕も言語化はできていません。
これが中々難しく、ものにするのに1年は余裕でかかりそうだと感じています。

僕は今まで無意識のうちに「目の前にある光景」や「何か撮りたいと思ったもの」を美しく見えるように撮ろうとしていました。

それはごく当たり前のことで、良いと思われる写真は主題を強調し、副題で味付けするような写真、というのが一般的です。
撮る時も撮った後の編集でも、主題を明確にし、強調することが王道です。

例えば花を良い感じに撮る、子供が楽しそうにしている光景を撮る、スナップで人影を入れる、女性の美しさを引き立たせる、といった具合です。

「遊ばれていない遊具」を撮った写真です

上記の写真も若干「目の前のものを撮る」とは離れています。
では「何かを撮らない写真」とはなんでしょうか?

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