見出し画像

誰しも緊張するもんでしょ

こんにちは。明けましておめでとうございます。

先日、母校である国士舘大学で円盤投をしている後輩たちとご飯に行く機会がありました。
普段なかなかじっくり話す機会もありませんでしたから、くだらない話からアツい話から、たくさんの話をすることができ個人的にはとても楽しいひとときでした。

そのなかで、学生の一人から「試合でどうしても緊張しちゃうんですけど、どうしたらいいですか?」というような質問を受けました。
そのときに僕がいつもやっていることなんかをいくつかお話したんですが、「あのときコレ言えなかったな~」ってことがいくつかあったので、ココで改めてお話ししようと思いました。

「いや、私は緊張とかしませんけど」というメンタル強者の方や、「緊張はあればあるだけいいでしょ」と考えている方にはあまり向かないハナシかもしれませんが、よろしくお願いいたします。



結構「緊張とかするんですか?」って聞かれる

そら、するでしょ。

なんなら緊張しいなところもあります。
人前に立つときも凄く緊張するし、話をしようもんなら汗がダラダラと…(暑いのもあるけど)
円盤投の試合だって、どんな小さな記録会でも1投目の前は緊張するし、大きな大会では2投目くらいまではずっと緊張してる。
前日夜に緊張で眠れないなんてことも…(これやるとだいたい結果悪くなっちゃう)

僕の2個下の学年に「あー、もう世界陸上も記録会も変わんないっス。緊張とか無いっス。」って言ってるやり投げメン強がいて、いつもうらやましく思っています。

でも円盤投を始めて10年、15年をかけて試行錯誤を重ね、初めて日本記録を出したあたりで緊張との付き合い方がわかってきたように思います。


緊張をねじ伏せろ!

①緊張してないフリをする

心理学に「モデリング」という言葉があります。
簡単に言えば他人(モデル)の行動を観察・模倣するだけで学習が成立すること、というものです。
例えば小さな子供が小児用アニメの○○体操を見て同じ動きを真似することでその動きができるようになる、といった具合ですね。

まあこれは僕がやっていることを逆算して定義したときに当てはまるものをピックアップしただけなんですが、要するに何者かになりたければ、その何者かになったように振る舞え、ということです。

威厳を出したいなら高めの良い服を着て胸を張り、堂々とする。
だらしなく見せたいなら安い服を着崩して猫背になる。
緊張したくなければ緊張していないように立ち振る舞えば良いのです。
緊張しない人の定義って何だよと言われると困るんですけど…笑
僕は「胸を張ること」「堂々とすること」「あまりキョロキョロしないこと」「笑顔をつくること」この辺を意識しています。

ちなみに親に悪役の笑顔って言われた
これをやっていても緊張するときは緊張します。
でも慣れてくれば緊張しててもちゃんと動けるようになります。
これはマジです。

②試合計画を立てる

これは以前記事を投稿したことがあるので、サクッとお話しします。
気が向いたら見てください。

この記事でも書いているのですが、ただでさえ緊張感のある試合前にアレもコレもと考えていたら不安になってきてしまいます。
不安は緊張に変わり、そして失敗へ…。

だから試合の時にテンパってしまわないように、自分が何をしたらよいのか、何を意識すればよいのかをあらかじめアウトプットしておく必要があるということです。
最悪「コレだけ忘れなければOK!」っていう技術のポイント一つだけでも紙に書いていつでも見れるようにしておくだけでも変わると思います。

試合中の思考は常にシンプルに。
余計なことは考えるだけ無駄です。

③顔のストレッチをする

エビデンスもソースもない話なんですが…。
緊張している時って「緊張が顔に出る」とか、よく言いません?
顔が強張ってしまって声がなかなか出せない、身体も動かない…みたいな。

そこで僕は考えました。
緊張する → 顔が強張る
ならば、
顔の筋肉をほぐす → 緊張がほどける
なのでは?と…。

実際に試合前のウォーミングアップや会場で投げる前なんかに自分の顔を触ってみたら、確かに固い!
顔の皮が突っ張るって言うんですかね?
なので自分の手で頬を思い切りグニグニとピノコのようにマッサージすると、ちょっと気持ちが楽になったんですよね。

マジでこのくらいやった

他にも、
・顔のパーツを真ん中に寄せる(ウーー!って感じ)
・口を思い切り開け、舌も限界まで伸ばす(ハカやる人くらい)
この辺は手を使わなくてもできる簡単ストレッチなので、ホントに投げる直前のサークル向かう最中とかにやったりしてます。

もし投げる前に僕がめちゃくちゃ口を開けてたら「あ、緊張してるんだな」と思ってください。

④リセットルーティーンを作る

これは緊張したときに使うわけではないのですが、あると便利だと思います。
リセットルーティーンとは、試合中に投げを失敗したとき、またはうまくいっていないときに気持ちを切り替えるためのルーティーンです。
今なんとなく名前つけただけなんだけど…
リセットのためのものなので、毎回やるとか必ずやるとかそういった類のものではないです。

僕はうまくいってないときは少し広めに寝転がれる場所で仰向けに大の字になって脱力します。
両手両足が地面に埋まっていくような感覚になるまで脱力できたら終了です。
なんだかんだ身体に力が入っているもんで、寝転がってから10秒くらい使わないと脱力できません。
目はけっこう閉じていると思います。

これを例えば1投目を失敗した後や、なんだかな~って思ったタイミングでやっています。
別に練習投てきのタイミングでやってもいいと思います。
大ベストが出た後に落ち着かせるためにやってもいいんじゃないでしょうか。

要は気持ちをリセットするための特別なルーティーンだと思ってもらえれば。
そのため基本的に試合中にやるのは1回、多くても2回くらいまでですかね。
それを超えたらただのルーティーンですからね。


さいごに

これまでもっともらしいそれっぽいことを言ってきましたが、最後にゴリゴリの精神論でもいきましょうか。


緊張はする。誰だってする。
何十回、何百回試合に出ても、やっぱり1投目は緊張するよ。
負けてる時の逆転を狙った6投目も緊張するよ。
日本選手権とか毎回吐きそうだよ。

でもさ、人は「緊張とうまく付き合え」とか
「その緊張感を楽しめ」とかそれっぽいこと言ってくんだよ。

そんなわけねぇよ。
自分自身で打ち克つしかないんだよ。
緊張をねじ伏せて、乗り越えていくことでしか欲しい結果は得られないんだよ。
色々なアドバイス書いたけどさ、やっぱり最後、投げる瞬間は気持ちだよ。
みんなも気持ち入れて投げてくれよな。
俺もみんなに負けないようやるから!


結局、筋肉と気合いなんだよ
暴論


不定期で投稿したりしなかったりします。 気が向いたらまた見に来ていただけると嬉しいです。