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プレート投げ

こんにちは。
ポケモンSV楽しいですね。
サッカーW杯も見てます。
日本vsドイツ戦は興奮しましたね!
ここ数日PC開いてすらいなかった

プレート投げ

僕は冬期トレーニングに入ると、通常の投げの練習とは別に技術練習を行います。
冬は気温が低く、投げの強度があまり上がらないので、だったら技術的な部分の習得・意識付けに重点をおいたトレーニングをした方がいいかなと思いまして。

ミニハンマー、ダンベル、鉄球、ケトルベル…。
いろんなものを投げて感覚的にしっくりするものを探していましたが、ここ5、6年はプレートとバランスボールを基本的に投げています。

プレートは10kg、バランスボールはなるべく大きめのものですね。
このトレーニングを最初に知ったのは大学2年の冬。
上海に合宿に行かせてもらった際に教わりました。

当時は男子が20kg、女子が10kgのプレートを投げていましたが、体力的に劣っていた僕は女子と同じ10kgを投げていました。
アイツら強すぎん?
その時は技術的にどうこうっていうところ以上に、全力で振り回して全力で投げないとそもそも飛ばないのと、プレートをうまく回転させることができずに苦労した思い出です。

ポイント

ウエイトトレーニング用のプレートの、自分から見て4時と8時の部分を持ちます。
力がなくて投げられない(投げるときに手が外れてしまう)という人は3時9時(真横)でも大丈夫です。
投げたプレートが反時計回り、右手から左手に向かって回転していればOKです。
左手が早く離れてしまうと右手だけで投げることになり、プレートは時計回りになってしまいます。
円盤を投げるときの回転とは逆方向にプレートを回転させることになるので注意してください。

ポイントは3つ。

  1. 両手で運ぶ

  2. へその前で動かす

  3. 投げにいかない

左肩が開く、左手を引っ張ってしまう人なんかはおススメです。
重たいものは片手でなく両手で運ぶ、ということをコンセプトに、両手でプレートを投げる感覚を身に着けることで円盤を持っても左側を開かず投げられるようになると思います。たぶん。

両手で運ぶことから、その中間である身体の中心にプレートを置くイメージで動かします。
おそらく回っていく中で、重さによってプレートが遅れていくのでパワーポジションのあたりでちょうどよく捻りが生まれると思うのですが、最初から捻る・残す意識でいくとより後ろに残りすぎてしまい、振り切ることができなくなる可能性が高まるので、そういった意味も含めて僕は身体の中心にプレートをおく意識で投げています。

この辺の引き算の考え方はまた別の機会にお話しできればと思います。

また重いものを投げていることから、普段の円盤と同じようなタイミングで投げようとすると早く手から離れてしまったり、上体が突っ込んでしまったりします。
きっとそういう人は試合になって投げ急いでしまい、上記のようなミスをしてしまうでしょう。僕のことです。
そういったミスを克服し、最後まで円盤を加速させ続けるために、パワーポジションで左足を着いてすぐに投げにいくのではなく、1テンポ・2テンポ、手が出てくるのを待ち、プレートを送り出せるようになると良いと思います。

最初から円盤を後ろに残しながらターンしたい、という選手にはあまり効果はないかもしれませんが、こういうトレーニングもあるんだとお試しにやってみていただければと思います。
10kgプレートが重い、プレートがない、という人は重さや投げる物を調整してみてください。

さいごに

僕は円盤を投げるトレーニングは嫌いではないですが、円盤を投げるだけでは目標とする投げには到達できないとも考えています。
自分はどういう投げがしたくて、こういう動きを習得したくて、自分には何が足りなくて、どんなトレーニングが必要で…ということを常に考えながらやっていくことが重要だと思っています。
このトレーニングはそのための一つですね。
このプレート投げが飛ぶようになったからといって投げの記録に繋がるとは限りませんが、投げの記録を伸ばすために必要なトレーニングの一つではあるんじゃないかと思います。

あくまで「こんなトレーニングやってますよー」な記事なので、僕自身の意識していることや細かい技術などは言い出したらキリがないのでこんな感じで。それでも長いけど。
そのうちバランスボール投げの記事も書ければと思います。
あまり内容変わらないけど…。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
またよろしくお願いします。
またね。

不定期で投稿したりしなかったりします。 気が向いたらまた見に来ていただけると嬉しいです。