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夢は旅のようなもの

こんにちは、平井(@yuji87)です。

記事のタイトルは、ボクが尊敬するGLAYのTAKUROが2003年に出版した「胸懐」の中で述べており、ずっと心に留めている大切な言葉です。

夢を諦めるのは、才能のせいではない。
夢は旅のようなもの、歩き続けさえすれば、いつかはきっと行きつけるものなのだ。
(TAKURO著『胸懐』)

人は皆、一度は夢を抱いたことがあると思います。子どもの頃は、お巡りさん、消防士さん、ケーキ屋さん、お花屋さんなどが夢の代表例でした。今はこの中にyoutuberが上位に食い込んでいますね。これらの夢の特徴は、「将来の自分の職業」を示していることです。

人生経験を積み重ねていくにつれ、夢は変わります。例えば、世界一周、苦しんでいる人を助けたい、環境問題を解決したいなどです。夢が『なりたい職業』から『じぶんの想い』に変化するんです。

ボクもフォトグラファーになりたいという夢がありました。資格は必要ないので、実績を作って自身で宣言することでその夢は実現させました。では、次の夢は何か? 文章に表現したことがなかったから書いておきます。

今、ボクには3つの夢があります。

①GLAYのアーティスト写真を撮ること
②職人さんの魅力を世界に届けること
③100年、1000年先まで写真家として写真を残すこと

ボクの夢 ①GLAYのアーティスト写真を撮ること

GLAYには、今まで撮影依頼しているフォトグラファーが居るから、その人をずっと継続する可能性は十分にあります。でも、夢は夢。誰でも自由に平等に想像することが許されている数少ないモノです。誰かが楽しそうな顔で夢を語っているときはボクもとても嬉しい気持ちになります。だからボクも、何も知らない人が聞いたら鼻で笑われるかもしれないような夢をずっともち続けていきます。

ボクはGLAYが居たから今こうしてnoteを書くことができている。同じような想いの人はきっとたくさんいると思う。どんなにツライときが訪れても、音楽だけはずっと隣にいて寄り添ってくれる。真夜中に病院のベッドで、イヤホンから聞こえてくる音楽に何度も救われました。学生生活も音楽が好きな人とは時間を共有することができた。彼女にもGLAYの良さを何度も伝えて、結婚式で使うBGMの7割をGLAYの音楽にしてもらえた。そして、今は子どもたちにGLAYについて少しずつ触れさせ始めています。

いつか子どもと一緒にGLAYのライブを観に行ったときに、「今回のアーティスト写真はパパが撮ったんだ!」と言える未来を実現したいです。

ボクの夢 ②職人さんの魅力を世界に届けること

2019年に大阪の堺で伝統工芸士の平川さんを撮影する機会がありました。このときは撮影と合わせて取材もしており、MATCHAの記事として紹介されています。( https://matcha-jp.com/jp/8529 )

平川さんの取材をしようと思った理由は、職人さんのことを写真家として協力できないか考えていたことがキッカケです。資金があったら銀座にお店を作ってそこで販売したり、アメリカやヨーロッパに販売しに行ったりすると鋏の売り上げに貢献することができます。ただし、それを実現するにはボク個人だと課題が多すぎました。

でも、興味をもってくれる人を増やすことならボクにはできる。そう思って記事を多言語翻訳で紹介してくれるMATCHAで書かせてもらうことに決めました。すぐに成果は出ないだろうけど、世界中に発見される可能性の種を蒔くことはできました。

大阪にはたくさんの職人さんがいらっしゃいます。代々受け継がれてきた伝統技術を世界中に発信して、職人さんと世界がつながる未来ができると想像したらワクワクしませんか? ボクはそんな未来を実現するために、写真家として携わりたいです。

ボクの夢 ③100年、1000年先まで写真家として写真を残すこと

写真で名を残すこと。そう書くと大袈裟かもしれませんが、これがボクの夢の到着点です。

偉大な写真家たちの歴史にどうしたら加われるだろうか? 答えのない問いに苦しんだことがありました。この苦しみから解放し、ボクが写真家として進む背中を押してくれたのが冒頭に述べた言葉です。

夢を諦めるのは、才能のせいではない。
夢は旅のようなもの、歩き続けさえすれば、いつかはきっと行きつけるものなのだ。

いつ辿り着けるかは分かりません。どれだけ歩き続けても、夢に近づいているのか分からないと思います。でも、ただ一つだけ言えることが、歩き続けることをやめた瞬間に夢は儚く消えてしまいます。

だからボクはずっと写真を撮り続けます。いつか夢が叶う日を信じて。


写真や旅のことだけじゃなく、今ボクが気になっていることをnoteに書いています!読んでいただきありがとうございます!