2024/03/02(土) 答えを知ってしまうと、想像できなくなる

閏年だから、2/29は特別な何かをしたいと思っていた。でも、なぜか明日はひな祭りで、4年後の自分に向けたメッセージを届けてくれるホームページの存在を今日知った。4年間覚えている自信はないし、テクノロジーに頼らなくても4年後の自分に向けたメッセージを残す方法なんていくらでもある。何かに書いて隠して、隠し場所のメモを机の上に4年間捨てることなく置いてられれば、4年後のボクはきっとめんどくさそうにしながらも、隠したメッセージを全て見つけ出そうとするはずだ。だって、絶対家族に見られたらアカンような内容を書いちゃいそうだから(←何書こうとしてんねん!)

自分に向けた手紙は学生の頃にも書いたことがある。「まだ生きてるんですね。」というハイパーネガティブ人間らしい手紙だ。あの頃に比べたら、普通のネガティブ人間か、普通人間くらいには考えられていると思う。病気になって、どん底を経験して前より少し強くなれた。結構しんどいことでも10年くらい経てば、笑って振り返られる。

ワンピースの最新刊は、子どもが読んで大丈夫だろうかと心配になるくらい、読むのが辛かった。ネタバレになるからこれ以上何も書かないけど、何度か読み返したくなると思います。

辛いといえば、図書館で借りた「ヘンゼルとグレーテル」をそうだ。恥ずかしながら、名前は覚えていたけど内容をまったく覚えてなくて、幼稚園で劇をしたような気もするけど記憶が曖昧で、新鮮な気持ちで絵本を読み聞かせというか、ボクが楽しむために聞いてもらっていました。迷子になった二人がどうなるのか子どもたちに聞くと、「お菓子の家に行くねん!」と答えを教えてくれた。いや、それはそうなんだけどと思いながら、「答えを知ってしまうと、想像できなくなる」という気付きを得た。これまでにも感じたことはあるけど、改めて言葉にして書いてみると、日常的によくありそうな話だから記憶が蘇ってくるかもしれない。たとえば、数学の入試問題で解答を知ってしまうと、それ以外のアプローチを考えられなくなってしまうことがあった。最短ルートと思われるその方法を覚えて、それらのパターンを当てはめながら、いかに時間を無駄にせず答えを導く方法を教え込まれた受験生時代。社会人になると、答えより「答えを導き出す方法」が求められる。

本当にそれが答えなのか? 「美しくない」という理由で4色問題に挑み続けた話を思い出す。何を大切にするのか。自分の価値観だけは、しっかり持ち続けたいものですね。

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