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毎日noteを書き始めて、今日で130日目

noteを毎日投稿するだけなら1分あればできる。タイトルを日付にして、本文に今日の天気を書くだけだ。だけど、ボクは自分が納得できる文章を書けるようになるために、毎日noteと向かい合っている。

毎日1,000〜2,000文字の文章を書くことだけを今は目標にしている。指が調子良くスマホやキーボードを叩いてくれる日もあれば、1時間くらい悩みながら言葉を捻り出している日もある。今日はどちらかといえば後者だ。テンポが悪い。他にも記録したいことは2、3あるのだけど、1時間ではまとめられる気がしないので、手書きのノートで思いを整理してから書こうと思う。

夕方、ドトールでピーチヨーグルンを注文した。駅で商品紹介のポスターに一目惚れした。ヨーグルトと桃が好きなボクには最高の組合せだ。ドトールの商品企画部にボクと同じ嗜好の社員さんが居てくれたことに感謝している。100均に工作用の紙コップを買いに行かなければ、この連休中に飲むこともなかった。紙コップがこのタイミングでなくなったのは偶然ではないと思う。美しい出会いではなかったが、話のネタくらいにはなりそうだから記録しておく。

注文後、レジ横のカウンターでピーチヨーグルンの制作工程を眺めていた。まず、桃のジャムっぽいものをグラスに入れていた。ピーチヨーグルンの心臓部である。商品イメージ写真では、床屋のグルグルのように桃たちが綺麗な渦を巻いていたのでショックだった。現実はどこの世界でも厳しいのだ。ラグジュアリーホテルのラウンジであれば、イメージ通りか、イメージを超えた商品を提供してくれるだろうが、ドトールは街の憩いの場であり、住宅地周辺ではおじいさん、おばあさんのお話会も開かれている皆んなに愛されている空間だ。店員さんには短時間でたくさんのお客さんの注文に応えるミッションが課されているので、イメージ写真通りの商品を期待するのは良くない。次に、ヨーグルンを絞り出すための機械の下にグラスが置かれ、レバーが手前に倒された。ボクはソフトクリームのように、円を描くようにヨーグルンが絞り出される光景を期待していたが、現実はそうではなかった。

「べちょっ!べちょっ!」と親指くらいのヨーグルンが、3秒感覚くらいでグラスに溜まっていた。店員さんも機械の不調をアピールするように、レバーを何度もいじっていたが状況は何も変わらない。不格好にグラスの中に積み上げられたヨーグルンを馴染ませるために、適当なタイミングでグラスが揺らされる。すると、ヨーグルンの表面が水平になる。その工程がグラス一杯になるまで繰り返される。どれくらいの時間が経っただろう。たぶん、2分くらいだったと思うので、スタバでややこしいものを頼んだときよりずっと早いのだけど、作業の一部始終を見ていると表現が難しい気持ちになっていた。だけど、美味しければ、見た目のことなんて、誰も覚えていない。実際、難産だったのが嘘のように、ドトールのピーチヨーグルンはとても美味しかった。ピーチヨーグルンのジャムっぽいものが底の方に溜まっているので、満遍なく混ぜる派と、最後に濃い味を楽しむ派に分かれると思う。ボクは上手く混ぜられないと早々に諦めて、最後に濃い味を楽しんだ。

毎日1,000〜2,000文字のnoteを書き始めて130日も経つと、納得できる文章と、そうでない文章の違いが分かるようになる。ボクはピーチヨーグルンが相当好みなんだと思う。

写真や旅のことだけじゃなく、今ボクが気になっていることをnoteに書いています!読んでいただきありがとうございます!