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喜怒哀楽の3・6・9

喜怒哀楽のサブロッキュー(3・6・9)。これ、イースーチー(1・4・7)でもリャンウーパー(2・5・8)でもない。

…麻雀好きな人以外は何を言っているか、さっぱりわからない前フリで申し訳ない。今回は「喜怒哀楽の369(サブブロッキュー)」という話をしていきたいと思う。

感情の波に左右されないために

私は普段は「いつもニコニコしていますね」と結構言われる。あまり意識はしていないが、リラックスしているときは基本穏やかな雰囲気のようだ。

ちなみに、どういう風に見られているかはわからないが、思った以上におしゃべりなようで驚かれることも多い。わーっとしゃべってちょっとイメージが違いますと言われたりすることもある。

そんな私だが、明るい雰囲気の人にありがちな傾向として、一度忙しくなったり追い込まれたりすると、途端にテンパるところがある。やばいとなると途端に険しい表情になったり、少しピリついた雰囲気になったりもする。

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いつもと様子が違うとか結構感情にアップダウンがある人というのは、周りにすごく気を遣わせるしストレスを与えてしまうものだ。私自身そういった人が得意ではないし、そうはなりたくないなと思っている。

そこで私が心がけているのが、「喜怒哀楽の369サブロッキュー」だ。当然私の造語である。

この考え方をするようになってからは、自分で感情に振り回されることが大幅に減った。もちろん自分の年齢がいって、少し丸くなったというか、落ち着いてきた部分もあるだろう。

しかし多くの人達に役立つと思うので、今回紹介してみたい。

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3は切り替え、6は怒り、9は感謝

369に関してだが、これらはすべて秒数である。

最も知られているのは真ん中の6秒で、これはアンガーマネジメントの考え方などでも有名なものだ。

怒りがわーっと怒りがこみあげたときには、とにかく6秒落ち着いて深呼吸をする。それでも腹が立ち許せないことは、初めて口に出して伝えてもいいのではないか。感情に任せて反射的に口にしたり、態度に出さないことが大事でまずは6秒我慢しよう、というスキルである。

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3秒は「切り替えに要する時間」だ。落ち込むことは悪くないが期間限定・時間限定で落ち込んで、その後切り替えをしよう、という考え方。落ち込まないようにするというのは脳科学的にも、無理のあることなのだそう。ただし「落ち込む」という行為には時間は関係ない、ということも事実らしい。

だからこそ、できるだけ期間限定とし、時間を決めて落ち込もうというわけだ。

超時短法でいうと、がっくりと3秒落ち込んで、そのあとぱっと切り替えたらいいぞと。落ち込むのは3秒。その後切り替えようというわけだ。

「なるほどね~」と思いつつも、最初は3秒なんかで実際落ち込めるものなのかと感じた。しかし、実際に落ち込んでもいいよと思えることで、けっこう気分転換になるということがわかってきた。

1・2・3とその場で目をつむってもできるし、ちょっとトイレに入りながら3秒間「まいった、もうやだ。やられた」と思いながら3秒間数えたらパッと切り替えたりもできる。これは凄く自分には合っている方法だったのだ。

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残る9秒は「感謝を伝える時間」だ。喜怒哀楽で言うと、6秒こらえるのが怒りの感情。そして3秒で切り替えるのが悲しみの感情。喜怒哀楽の怒の部分と哀の部分になっているので、後は喜びとか楽しさというものをもっと表現してもいいよなぁ…。そう考えたわけだ。

私は落ち込まないようにするとか、怒りを表さないとかいうことよりも、楽しかったり、嬉しかったり、感謝の気持ちを伝える方が好きだし得意だ。だから、喜びや楽しさ、感謝の感情に関しては、9秒ぐらいは伝えよう、と考えるようになった。

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豊かな感情表現を心がけよう

3秒・6秒・9秒で何だか語呂がいい。それだけの理由ではあるのだが、落ち込むのは3秒。怒りは6秒深呼吸して考える。喜びや感謝は9秒伝える。こんな風に考えるようになったのだ。

「ありがとう」だけでももちろんいい。

しかし「最高!それ面白いわ。なかなか笑ったわ~。気持ち楽になった。ありがとう。サンキューサンキュー。他の人に俺も話してみる!」くらい言うと9秒ほどになる。

なんとなく日本人は、特に喜びや感謝を口にするのが下手だったりもするし、ちょっと照れたりもしがちだ。

だからこそ、嬉しいことやありがたかったこと、その相手にありがとうや、感謝を伝えるときにはできるだけ長く伝えようと心がけている。9秒イメージに関しては、ここ1~2年のことなので実は家族にも話していないが、すごく前向きになる語呂合わせだと感じている。

意識するようになってから言葉だけでは上手く伝えられないが、よりハッピーなことが増えたというか、ラッキーなことが増えたという感覚がある。

今までもついていた人生だと思っているが、自分にとってラッキーなこと、自分の周りがラッキーになることが増えた気がして、個人的にすごく気に入っている。ぜひ参考にしていただけたら、私も嬉しい。

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