産後のママにみられる特徴

こんにちは。整体院ゆじゅ 高松です。

今日は産後のママに見られる特徴を姿勢の観点からお伝えしてみようかと想います。

産後は何かと骨盤骨盤と骨盤ばかりを意識しがちですが、それよりも長い目で見て大きな影響を及ぼすのが姿勢です。

特に立ち方。

妊娠時にはお腹がかなり大きく、重くなるので姿勢が変わります。

妊婦さんの立ち方

妊娠するとお腹が大きくなり、腰が大きく前に移動することが多いです。
そして、厄介なのが内股。腰を前に突き出すと、内股で立たないと腰に来るんです。

この立ち方が出産を終えても勝手に戻らず、お腹は小さくなったのに立ち方の習慣が変わらずに腰を突き出し、内股で立っているママが非常に多いんです。

そして、この立ち方が見た目が変わるだけでなく、様々なものに影響します。

日本人女性に一番多い姿勢

腰を突き出した立ち方の影響

立ち方は見た目だけの影響だけでなく、筋肉や内臓にまで影響が出るんです。

・腰痛、肩こり
パッとみてわかるのはとても反っているということ。
ただでさえ腰が弱い人が多い日本人。こんなに反った状態で立ち続けると腰を傷めないわけはないですよね。

そして、この状態というのは本人は気づきませんが、肩や背中にも常に力が入った状態なんです。つまり、立っているだけで肩が凝ってしまうという厄介な姿勢なんです。


・ぽっこりお腹
このお腹を突き出した状態なんですが、体の中心から離れていくと体は膨らむ性質を持っています。上記の女性は腰がかなり前に突き出されているので、お腹も膨らみますよね。

さらにお腹を突き出していくとお腹を広げる方向の筋肉が働き、凹ませたくても凹まないお腹になってしまいがちです。


・自律神経の緊張、乱れ
反っていること、そして背部の筋肉を使い続けることで自律神経が興奮し、交感神経優位になってしまいます。
これが厄介なのは内臓機能が低下するということです。内臓の働きが落ちるので冷えたり便秘になったり。基礎代謝も落ちるので痩せにくくなってしまいます。

・お尻が大きくなる
産後お尻が大きくなるというのは骨盤というよりも、この内股での立ち方の方が大きく影響します。内股は立ったときに膝が正面より内側を向いている状態。

イメージしてください。

膝がうちを向いているということは、お尻側は外に広がっている状態。
ヒップアップしたい方は、膝の向きから変えていく必要がありますね。




産後のママは腰を突き出して立っている人がとても多く、不調も増えています。

産後は骨盤矯正だけでなく、この立ち方も合わせて改善してくれるような治療院を探しましょう。



いただいたサポートは皆さんに還元できるように勉強やクリエイター活動に使わせていただきます。 ありがとうございます!