ユア・フォルマVI 電索官エチカと破滅の盟約
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あらすじ
感想
5巻がすごい辛い引きだったから、これ以上のことは起こらないだろうと思っていたら、さらなる地獄が待ち受けていようとは誰が予想できただろうか……。
6巻は5巻以上に地獄だった。
RFモデルだと表面上の数値を書き換えて仮病も使えちゃうんだな、すごい。
ハロルドとエチカの葛藤がもう辛すぎて、読むのがしんどかった。
お互い距離を置いた方がいいとはいえ、ハロルドが仮病使ってまで補助官をやめようとするとは…。
レクシーがハロルドが仮病使っていることを瞬時に理解して、サラっと対応しちゃうところはさすがは生みの親だよなぁ。
なんで同盟に加担してたんだろう。
同盟のことを仲間だと思ったことは無いって言ってたから、レクシーには別の思惑があったと思うんだよね。
ただ、ハロルドがレクシーに本当にレクシーなのか?と問うところでハッとした。
中身は違う人間ということも有りうるよね。
レクシーについて、謎が残ったままで色々終わってしまったけど、これはいつか分かるのだろうか。
レクシー、あの感じだと助かったかどうか怪しいよね。
出血多量死してそうなんだけど…。
同盟の浸食ぶりが凄くてなかなかの絶望ぶりだったな。
まさか捜査局の局長、シュロッサーまでもが同盟の一味だとは…。
しかも、検死官も全員買収してたとか怖すぎる。
蜂型の兵器とか対応難しくない?
そして、ガードナー親子残念すぎる。
ジェイコブは一味ではなかっただけに惜しいよね…。
トトキ課長、一時解任となったけど。
いずれ復職できるのかな。
まあ復職したとしても同盟に浸食されすぎてるから、今の私立探偵みたいな立場の方が良いかもしれないけど。
電策するにはやはり復職するしかないよね。
悩ましい展開。
ついにRFモデルのシステムコードが暴露されてしまった…。
ハロルドはラストで強制シャットダウンされてしまったから次回どうなってるのかすごい不安。
スティーブはアンガス室長から逃げきれたのかな。
ラストといえば、エチカがハロルドに思いっきり気持ちをぶつけれたのが唯一の救いかな。
7巻が6巻以上の絶望を携えてきたらどうしよう。
読了日・評価・購入場所
読了日:2023/08/15
評 価:★★★★★
場 所:アニメイト