見出し画像

2016年11月の日記/台湾


11月某日
台湾へ行く。LCCのチケットを手配して、予約サイトからホテルをとって、という一連を何もかもiPhoneで済ませたので本当に大丈夫かな~と思いながら、とりあえず成田に行けばなんとかなるだろう……と向かう。

画像2

今年2度目の台湾。
大きな目的は、台中の新手書店で行われるMOUNT ZINEのPOP UPイベント(MOUNT ZINEはマーシーがお世話になっているZINEショップ)。私が主催しているポンポコパーティクラブマーケットも、数年後には台湾で開催したいと思っているので、下見がてら。

画像1


色々てきとうに向かったけれど、飛行機はスムーズに飛び、台中ではリンちゃん&テンクくんのカップルに助けられ、新手書店でのトークイベントにも 滑り込むことができました。

画像3

画像4

リンちゃんは、日本で映像を学んでいた女の子で、彼女が学生の頃に、私の映画の台北上映を手伝ってもらったというつながり。最後にあったのは2年前……もっと前かも……?
今回、私たちが台中に行くと知って、会いに来てくれて、美味しいご飯屋を教えてくれて、ご馳走してくれて、新幹線の駅まで送ってくれたリンちゃん。

画像7


別れ際、「無事に着いたら連絡してね~」との言葉がすらっと出てくるリンちゃんに感動してしまった。

画像5

画像6


11月某日

台北パトロール。私は富錦街がとにかく好きで、ほっておくとずっと通ってしまう。住みたい。夜は赤峰街で世界一のピザを食べ、帰り道に豆花でしめた。暮らしたい。


11月某日

台北パトロール。食べたいものがありすぎて、民生炒飯のあとに小上海をキメる。民生炒飯ではご近所のマダムとのふれあいがあり、嬉しい。炒飯を頼んだとき、おかみさんが「種類は? 何炒飯?」と尋ねてきたので一所懸命「牛肉!(ニウロウ!)」と答えたんだけど、発音が悪くて「??」ってなったおかみさんに、「牛肉だって。牛肉って言ってたよ~」とアシストしてくれたマダム……。恥ずかしがらずに牛肉って言って良かったな~嬉しいな~と思う。台湾では、まごまごしていたら誰かが絶対に助けてくれる。
夜は寧夏夜市に行くが、潔癖で小心者のマーシーは足を止めてくれなかった。


11月某日

早朝の飛行機に乗るため、深夜バスで空港に行こうとしたら、5月にはあったバスターミナルがまるっと消えて無くなっていた。深夜2時、異国で2人、途方にくれることになった。なんとか移転先をつきとめ、同じようにバスターミナルに向かっているっぽいカップルを見つけ、後をつけたら無事に辿り着けた。私は結果オーライ、これも醍醐味と思ったけれど、心配性マーシーは本当にストレスを感じたらしい。すまないことをした。


11月某日
マギー、めーさんと酉の市に行ってみるの巻。深夜の花園神社はホストがたくさん。ギャルもたくさん。じゃがバターを買っていたら、キムチを欲するギャルが寄ってきたのには驚いた。境内のじゃがバタ屋台には、トッピングにキムチがある所とない所があるらしい。間違えて、キムチのない屋台で買ってしまったギャルが、お裾分けを求めていたのであります。そんなにほしいのか……キムチが……と思いながら、別に断る理由もないので「いいよいいよ、あげるよ」とキムチを分けて与える。「やさしーーー!」と喜ぶギャルに、なんだか良いことをした気分にさせてもらう。
めーさんとホストとアイドルの親和性について話すが、私の中ではアイドルとホストはもう全然別のジャンルなので、同じようには語れないな……と思いました。なんだろう……同じ神様でも、宗派によって崇め方が違う……みたいなことかな……。アイドルに関しても私は「夢だけ見させてもらえればよいので、なるべくこっちの存在に気づいてもらわない方がいい、むしろゼロでいたい派」なので、ホストだとどうしてもこっちが関わらざるを得なくなる、あれが本当に苦手なのかもなーって思いましたね! 夢や妄想に生身の自分は不要なのです……。自分いらない……。それはいっときオリキになりかけて疲れた経験からくるのかもしれないけれど。

----------------------
追記*2020/9/6*
2016年は台北・台南・台中と行きまくった年。台中ではリンちゃんとテンクくんがいなかったら会場までたどりつけなかったかもしれない。「こんなの当たり前だよ〜」という感じに親切な2人。また会えますように。台湾に行ける日はくるのか。

まだ「てげはえとう」になる前の橘めいと今城文恵とわたし。ちなみにオリキっていうのは今だとガチファンみたいな感じかな。中学〜高校くらいに全力でジャニーズJr.をおっかけていた時期があります。テレ朝とNHKの前で入り待ちしていました。屋良朝幸と牧野紘二が大好きだったんですよ。

日記が好きなので書き続けているわけですが、読んで、面白がっていただけたら、それほど嬉しいことはありません。いつもありがとうございます。