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デッキレシピ【死禅権現郷】

今回は、以前紹介したデッキレシピのリメイクとなります。

3年前に書いたらしい。
時の流れが残酷過ぎて泣きそう。
そして自分がゲンドウに対し3年以上も悩ませてきた事実にも泣きそう。

一応今回はこのデッキの内容を前提として書き出していますので、事前に一読して頂けたら幸いです。



◆デッキレシピ

と言うわけで、まず今回のデッキレシピから。


◆前レシピの問題点と今回のコンセプト

前記事同様に基本的には、
『修禅僧ゲンドウ+カラクリ大権現 無零武』の盤面を目指すデッキになります。


ゲンドウの効果がよくわからんという方は、
「出力が地味に難しい守備起きバクースカ」
と覚えて貰えたら大丈夫です。

以前は『修禅僧ゲンドウ+カラクリ大権現 無零武+竜星の気脈』を展開することにより、

「4種類以上」が目当てでした

①お互い攻撃表示モンスターの効果が起動できない
②自分の守備モンスターは戦闘破壊されない
③ゲンドウは効果の対象にならず効果破壊されない
④無零武は効果の対象にならない(プリマの効果)
⑤相手はモンスターをセットできず全て攻撃表示になる

あまりに読む気を削ぐ文章

という、強いんだけど意味わからなくなる盤面を形成するのを目指すデッキでした。
(※実際対戦してて再三確認された)

ただし強い一方で、問題点もありました。

❶布陣を敷くための必要枚数が多い
❷勝ち筋=ウィジャ盤が基本となり準備と時間がかかる
❸ハリファイバーが禁止カードになった
❹相手が最悪途中で手詰まりになる

個人的に一番の問題は❹です。
見方によっては「壁とやれ」と言われても文句は言えない。

これらの問題点について、
解決策をそれぞれ考えるところから始めました。


問題点❶ 布陣を敷くための必要枚数が多い

前デッキは上述した布陣を敷くために、展開の中で大量の展開札を要しました。しかもルートが長い。

そのため、
1:「竜星の気脈」を不採用
 ⇨採用が必要になる竜星も採用せずに済む。
  問題点❹と関連する点は後述。

2:「深海のディーヴァ」を不採用
 ⇨他ギミックとの兼ね合いもあり、不採用。
  関連した海皇関連も抜けます。

3:「ウィジャ盤」を不採用
 ⇨理由は問題点❷にて。

もう別デッキじゃねーかというツッコミはさておき、次の問題点を見ていきましょう。

問題点❷ ウィジャ盤=勝ち筋はキツい

当たり前じゃアホという一般論は一旦置いといて、
問題点❶にもあったようにリソースは食うわ時間はかかるわがなによりキツい。

ただそうなると、
 ・ダメージソースはどうするのか
 ・他の特殊勝利手段を考えるのか
など考えが浮かぶ中、

絶対防御将軍が涙するような高スペ守備表示アタッカー達が爆誕していました。
素直にこちらを使いましょう。

問題点❸ ハリファイバーが禁止になった

流石にしゃーない。

問題点❹ 相手が途中で最悪手詰まりになる

問題点❶で少し触れましたが、
『修禅僧ゲンドウ+カラクリ大権現 無零武+竜星の気脈』の盤面のとき、
『竜星の気脈が強いが駆け引きは生まれない』という部分が一番面白くありませんでした。

あった方が強いですが、やはり対戦するからには駆け引きが欲しい。

じゃあこれがなくなると相手はどうするかと考えてみたとき、
相手は「モンスターを守備表示orセットで出さざるを得ない」という選択を取るようになる可能性が高くなるのではないかと考えました。
(※攻撃表示で出しても起動・誘発効果が使えず、戦闘破壊耐性により戦闘突破も期待出来ない
 ⇨攻撃表示で出すメリットが薄い)

そうなると、こちらとしては
展開が予想される守備モンスターを対策しよう」という対策を考えるようにもなります。
今回は、そこを軸としました。

これらの解決策を考慮した上で、
改めて『修禅僧ゲンドウ+カラクリ大権現 無零武』の盤面形成を目指していこうと思います。


◆展開方法

まず「相手が守備表示で展開することが多くなる」可能性を鑑みたとき、相性のいいカードが浮かびました。

カジュアル界隈でもよく見るカードではありますが、特に③の効果が、
自分の場に守備起きのゲンドウ+無零武が並ぶ関係上、相手場に守備表示モンスターが立つ=除去札となるのが良い。
②の効果も、ラグナゼロ辺りと雑に組み合わせることが出来るのも良いです。

また、ライフォビアは展開にも繋がるカードのため、そこを絡めた展開手段を考えました。

展開①
「横に出せるモンスター」は猫を出力できるサモプリ、
下級スケアクローなどの自身でSSできるモンスターなど
展開②
場にはプリマドーナとライトハートが残ります。
展開③
場にはプリマドーナとスプリンドが並びます。
サモンプリーストの部分は展開①の
「横に出せるモンスター」です。
展開④
最終的にゲンドウ、無零武、ギガンテックスプライト、
ザ・カリキュレーター
が並びます。
ゲンドウの制約があるため、カリキュレーター以外は
基本的に守備表示で出します。

◆ダメージソースについて

前述の通りこのデッキではアタッカーとして、

を採用しています。

「スケアクロー・クシャトリラ」に関しては、

・ライフォビアによるサーチ
・クシャトリラ・シャングリラによるリクルート
・クシャトリラ・バースによる蘇生

などの供給を狙い、

マスラ-Oは、
主にクシャトリラ+虚栄の大猿によるシンクロ召喚を狙います。

キャシーでサーチが容易な優秀なチューナー

また、これらの2枚は基本的なスペックに問題はありませんが、
打点の補助として、「結束 UNITY」を採用。

ゲンドウ+無零武だけで守備3300パンプはやばい

また、「スケアクロー・トライヒハート」は単純な火力に加え、ゲンドウの効果が及ばない表側守備モンスターに対しても高い耐性を持てます。

ゲンドウが無いなら無いで強い
単体ならベロネアよりこっちが良いです
トライヒハートとの兼ね合いでピン差し

◆その他採用カードの一部解説

※「Automonk Board」で触れたカードについては割愛します。

ギガンテック・スプライトの出力先として、
ゲンドウ+無零武+カリキュレーターでレベル合計15=ATK4500になるアタッカーとして雑に強い。
クシャトリラがいれば更に2100ずつアップし、
分かりやすい脅威として君臨してくれます。

相手が守備起きしてきたモンスターを一瞬で除去出来る優秀な「姑息」カード。
フレシアの蟲惑魔と組み合わせて更に姑息な手を使うことができる一枚。

相手が「攻撃表示は無理やな… 守備表示や!」なタイミングで首を切り落とす一枚。
使えそうかは正直微妙。

守備モンスターにゲンドウと同様の耐性を与える地味にヤバいカード。
引けたら強いよね程度に採用しています。

正直抜けそ〜〜〜〜 地味にランク7帯、層が厚いようで器用貧乏なの多い気がする。
守備力3000の壁性能として採用した面もあります。


◆まとめ

基本的にやることはシンプルなので、あとは状況に応じて戦い方を見極めるデッキとなりました。
実践経験も浅いため色々試してみたいところです。

先日発売した、「ヴァルモニカの神奏-ヴァーラル」なんかもゲンドウとの相性がよく、

ゲンドウがレベル4のため、ヴァルモニカ内でP召喚もし易いよなあなんてのも考えていました。

今回僕が考えた形のほかに、そのような型でも面白いかもというのを最後のまとめとして、どなたかの参考になれば幸いです。
まとめになったかは不明である。

読んでいただきありがとうございました!

X:@yuipre219

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