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zoom イタリアのフルインクルーシブ教育について

今日はちょっと日常ではなくて、
この前参加したzoomのお話。
保育、教育の話です。


イタリアのフルインクルーシブ教育について

実際にイタリアの教育現場を見てきた先生達のお話を聞くことができました。

イタリアはモンテッソーリ教育やレッジョエミリアアプローチなど、色んな教育法が生まれ、世界からもその考え方や実践方法に注目がされています。

私も大学時代にモンテッソーリ教育、レッジョエミリアアプローチを知り、とても感銘を受けました。

特に、実習先と2年目に勤めた園ではモンテッソーリ教育を実践していて、実際に学び、実践することもできました。

モンテッソーリ教育は、はじめ障害のある子ども達への教育法として誕生しました。

その後、障害のある子達だけではなくどんな子にも有効であると捉えられるようになりました。

実際今日の日本のモンテッソーリを実践している園でも、沢山の健常児と言われる子ども達が教具を使い、遊び、学んでいます。

少し話が逸れましたが、教育や療育の面でとても理解や研究が進んでいるイタリア。そんな国で実践されているフルインクルーシブ教育。

感想から言うと、やっぱりすごい!
そうそう!なるほど!と首がもげるほど頷くレベルの現場の考え方や現状。
何かを実現できているor更なる実現に向けて動いている社会はさすがとしか言えない。

ちなみに、今回のzoomは
大内進先生、大内紀彦先生のお二人が本を出されることがきっかけで開催されました。
その本はイタリアの学校の教育学部などで学生に読まれる「教育の歴史書」のようなものらしいです。
それをもとに、大内進監修・大内紀彦訳で、日本人にも適切に、理解しやすいように、内容を付け加えて、1冊の本になるみたいです。

zoomの中でも、今のイタリアが行っているフルインクルーシブ教育は思い付きのようなものでできたわけではない、今までの歴史があり、その中で起きた問題に対して“共生社会”を目指していく為に試行錯誤をした結果が今だ、というようなことを大内進先生は仰っていました。(このままではなく、このような内容です。)

なので、この本を読めば今までイタリアで行われた教育の歴史を知ることができて、その上でどのような問題や改善点があって、どう変化していったのか、がわかるようになっているみたいです。

私個人に、日本の教育を変える力はありませんが、知り、学び、広めていくことで、イタリアの実践をヒントに日本の教育、保育現場もより良いものになっていけばいいなと思います。

詳しい内容の感想は長くなってしまいそうなので、次回書かせてもらいます!

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