見出し画像

足もと

しっかり大地を踏みしめて
立っていると思っていても
足もとはすぐ揺らぐ
その度に
私の中のちっぽけな
自信の花がしぼんでいく
周りに咲いている
希望の花たちが眩しすぎて
そっと後ろを向いて
去っていきたくなる
周りの花なんて
気にしなきゃいいんだよね
自分の足もとに咲く花だけをみて
大事にしていけばいいんだよね
頭ではわかっているんだ
花のようにただ咲いて
散っていけたらいいのにな


2014.06.23

赤川由衣