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協調性のない私

私は、地方都市ベンチャー企業で人事・企業内キャリアコンサルタントをしています。
情報収集のためにTwitterを始めましたが、アウトプットも上手になりたいと思いnoteを書くことにしました。
今回は、自己紹介を兼ねて「協調性」について書こうと思います。

「協調性」が無いと言われ続ける

小さい頃から集団行動は苦手でした。
集合写真は一人だけポーズを変えていたり、遠足も一人で気の赴くままに行動したりしていました。
女の子特有のグループ行動は特に苦手で、謎のカースト制度とか暗黙のルールとか全く気にせず行動したり、いつも同じグループにいることもなく放浪していたので、授業でグループを組まなければならないときは焙れることがありました。

こんな私なので、親からは協調性が無いと言われていましたし、自分自身も協調性が無いのだと認識していました。(直そうとはしませんでしたが…)

「協調性」が無くて不採用になる

協調性がなくても友達はいたし生きることに困らなかったのですが、大人になって転職活動をした際に、適性検査(クレペリン検査)を受けて某大手企業の面接に臨んだ結果、「検査結果から協調性が無いと出たためお見送りで。」と言われてしまいました。
面接時に「チームワークで働きたい!」と強調してお話したのに検査結果だけで…ということは置いておきます。
私は、チームワークで働きたいという割に協調性が無いとか矛盾しているのではないかと思い悩んでしまいました。

「協調性」ってなんだ

適性検査とか性格診断は質問項目によって多少結果の検討が付くものもあると思います。
・運動は、個人競技が好きorチーム競技が好き
・苦手な人と、無理して付き合わないor我慢して付き合う
など、結果は何となく分かるんですけど、正直に答えていくと…

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ほらね。
なまじキャリアコンサルタントの資格を持っているのに人の気持ちに気付かないなんて書かれるとショックです。
上司であろうと自分の意見は伝えるし(生意気?)、右向け右な行動は自分の意思がなくて嫌なのです。
自己主張ってどの程度までが許容範囲なんですか?

社会人に必要な能力「協調性」

そもそも、学校で教わってきた「協調性」と社会で必要な「協調性」は違うのではないかと思い調べました。

「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年に提唱しました。

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はい、コピペですが社会人基礎力の説明は以上です。
協調性が必要とされるチームワークは、
・発信力
・傾聴力
・柔軟性
・情況把握力
・規律性
・ストレスコントロール力
が必要となるようです。

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ちゃんとチームワークできるやん!
(計画力が死んでいるのは目を瞑ってください…)
下記サイトで無料で診断できるので、気になる方は診断してみてください。

仕事とプライベートは別物なので、仕事ならば苦手な人とも話をするし、自己主張を抑えるときもあります。
また、こういう診断は質問項目で答え方も結果も変わってくるものだと理解できたので、思い悩むことはやめました。

チームワークを渇望する協調性のない私

高校まで文化系の部活、大学は文化系サークルだった私は、チームで困難を乗り越えた経験がありません。社会人になってからも、一人でもがきながら戦ってきました。
だからこそ、一人で出来ることの限界を感じていますし、壁に当たった時に一緒に乗り越えてくれる仲間が欲しいと思うようになりました。

幸運なことに、最近ようやくバディーが見つかりました。
自分は出来ない部分もチームメンバーが入れば補完し合えるので、1+1=3くらいな感覚です。楽しい。
こんなご時世ですので、一つの会社内だけでチームを作るのではなく、所属は違えど同じプロジェクトにアサインできる人事チームが作れたらいいなと考えています。

みんなと何でも揃える協調性は無いけど、働く人たちが楽しく働くためにチームを作りたいと考えている、それが私です。

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