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森林保全に繋がる? 間伐材と割り箸から環境問題について考えてみた!

先日8月11日は山の日でしたね。
皆さんの中にはハイキングや登山などされた方もいるのではないでしょうか。

今回は山から切り出される木材を使用した「割り箸」について考えていきます。

最近は感染症の影響もあり、飲食店で「ご希望の方は割り箸のご用意もあります」というワードを見ることが多くなりました。

また、これまでは使い回しできるプラスチック製の箸を使用していた飲食店でも割り箸に変更した、というお店もみられます。

ここで注目したいのが、その割り箸に使われている木材が国産なのか、外国産なのかという点です。

割り箸に使用する木材が国産と外国産ではどういった違いがあるのでしょうか?

その割り箸は国産?それとも外国産?

現在流通している割り箸に使用されている木材は国産のものもあれば外国産のものもあります。

大量生産を目的として作られた外国産の木材で作られた割り箸は安価ですが、大量の森林伐採をすることで環境問題の引き金になりかねません。
しかしながら、国産の木材を使用した割り箸の場合、森林保全のために出る間伐材などを使用していることがほとんどのため、必ずしも森林破壊に繋がるという訳ではありません。

ちなみに、「間伐」とは森林の混み具合に応じて、樹木の一部を伐採し、残った木の成長を促す作業のことをさします。ここで伐採された樹木が間伐材となります。

間伐材

画像引用:林野庁 間伐等の推進について

間伐材を使用した割り箸で森を守る

森林を守る上で間伐は重要なことです。

適切に手入れされた森林は災害時に大きな役割を果たします。
最適な環境で育った木々は幹を太くし、しっかりと根を張ることで大雨の際に地滑りしにくくしています。

安価な外国産の木材に頼らず、国内の間伐材で作られた割り箸を積極的に使用することは、同時に日本の森林を守ることにも繋がります。

今回は割り箸に着目しましたが、間伐材を使用した製品はそれ以外にもいくつもあります。気になる方はこちらもチェックしてみてください。

おわりに

日本人にとって食事をする際に欠かせない「箸」

環境のことを考えてマイ箸を使っているという方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら普段何気なく割り箸を使っていたという方は、ぜひ割り箸を使う際に、どこでどのように作られたものか、ということにも注目していただくことで環境問題について考えるきっかけとなれば幸いです。

以上、ゆいまーる広報部でした!

参考:https://www.rinya.maff.go.jp/j/kanbatu/suisin/index.html


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