今日は国際女性デー 〜日本におけるジェンダーギャップとは〜
本日3月8日は『国際女性の日(以下国際女性デー)』
最近ではメディアでの掲載も増えてその認知も少しずつ高まっているのではないでしょうか。
そもそもなぜ国際女性デーが制定されているのか、そして女性の活躍は制定からどのように変化してきたのか注目していきたいと思います。
国際女性デーとは?
国際連合広報センターのHPによると、国際女性デーとは以下のように説明されています。
現在はジェンダー平等を当たり前にしていこう、という動きが活発になっていますが、日本でも男尊女卑という言葉があったように、社会において女性の立場は弱い時代が続いていました。
なんとか状況を変えようとする女性たちの働きかけがあって、現在のように性別に関係なく活躍できる世界が実現できるようになっています。
日本におけるジェンダーギャップ〜世界との比較〜
多くの分野で女性の活躍できる場所が増えていますが、実際の日本は世界的に見るとどうなのでしょうか。
世界経済フォーラムで2022年7月に発表された「The Global Gender Gap Report 2022」によると、「経済」「教育」「健康」「政治」の4つの分野のデータから作成される各国における男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数は146か国中116位(前回は156か国中120位)との報告されています。
これは、先進国の中でも最低レベルです。
4つの分野ごとにみてみると
「教育」 146か国中1位(前回は92位)
「健康」 146か国中63位(前回は65位)
上記は世界的にみても順位が高い一方、
「経済」 146か国中121位(前回は156か国中117位)
「政治」 146か国中139位(前回は156か国中147位)
であり、「経済」「政治」においては順位が低くなっていることがわかります。
また、グラフを見ても分かる通り、全体の1位であるアイスランドと比較すると、日本は経済、政治において大きなジェンダーギャップが存在しています。
さまざまな取り組みが行われていますが、依然としてギャップが埋まっていない分野があるというのが実際です。
誰もが活躍できる世界を目指して
女性は結婚や出産を機に仕事をやめたり、復職しても非正規雇用である割合が高いという現実があります。
特に離婚率の高い沖縄県で生まれた育った弊社代表の島袋にとって、女性の相対的貧困は身近に感じるものでした。
また、学生時代の留学を通して、人種差別やマイノリティの生き苦しさを体験しました。
社会人になってからも失恋やリーマンショックなどさまざまな経験をし、その中で、年齢や性別、人種、国籍などによらず、自由に理想の未来を描き、自己実現に向けて努力する若者を輩出することで日本を元気にしよう、というビジョンのもと株式会社ゆいまーるを設立しています。
これまでに、多くの方にさまざまなきっかけを作ろうと、株式会社ゆいまーるではこれまで、さまざまな方との対談やイベントを実施してきました。
男性だから、女性だからといった性別関係なく誰もが活躍できる世界を目指して今後も活動を続けていきます。
おわりに
今日は国際女性デーに注目したテーマでお届けしてきました。
先月に引き続き今月も株式会社ゆいまーるでは、キャリアに関するイベントを開催予定です。
いまだにジェンダーギャップが存在している日本ですが、多くの方が今の現実を知り、何か少しでも変えられることがないか考え動くことが大切ではないでしょうか。
以上、ゆいまーる広報部でした!
【株式会社ゆいまーるについて】
▼HP
http://yuima-ru-tokyo.com/
『若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に』を理念に、ITコンサルティング、ブランドプロデュース、ヴィーガンコンサルティング事業などに取り組んでいます。
▼ナオミねぇさんの就活相談
https://shukatuzyoshikai.com/category/naomi-san/
弊社代表の島袋尚美が、就職活動やキャリアをはじめ、人生についての考え方や価値観を綴るコラム。
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