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文庫本がすくない

僕の本棚は文庫本がすくない。というより自分で思っていたより文庫本が多くなかった。その代わり母からもらった筑摩の日本文学全集がまずまず揃っている。四巻の森鴎外集はケースから中身を出しっぱなしにしていて、ケースを踏んずけてしまい壊してしまった。悲しい。まだ読んでいない文庫本にはカバーをかけたまま本棚にしまった。映画も本も一度きりのものが多い。読み返したり、見返したのはおそらく『もののけ姫』だけ。VHSのテープが擦り切れるくらい何度も観た。文字通り最後にはテープが擦り切れてしまって二度と巻き戻しも再生も出来なくなった。悲しい。


ニート2年目と少しが経ったいま、そろそろ働いてみようかなという気分になりつつある。暑さにやられたのかな。どっちでもいいかそんなことは。

働くとしたら、これから先の未来のことも考えないといけないような気がする。なぜって結婚もしたいし、子供も欲しい。こういう時にいつも女性は身体的なハンデがあるな、とやるせなくなる。子供を身籠るのは女性の体だから。だから働く時にはそういうライフイベントをどう過ごすのかも考えないといけない。たぶん。この26年間、自分の人生は自分のためだけのものだと信じて疑わなかったけれど、これからの人生は私以外の誰かのことも含めて生きていくことになるのかもしれない、と。

生きていくにはお金が掛かる。国民皆保険皆年金の国だし。食べ物を買うにはお金がいる。水道も電気もガスもただでは供給されない。デートの時は特別可愛い恰好もしたい。出来れば社保が良いし、福利厚生も充実していて欲しい。安定とスキルに見合った報酬も譲りたくない。プライドと実力と妥協とその他諸々。

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