見出し画像

Squamish 7年目。

自分の中身は大して変わっていない気がするのに、7年経った。

比べて街はこの2年で、体感的には、それこそ光のスピードで変わっていった。

街の変化に自分が巻かれてみるなんて想像していなかったけど、意外と心がアタフタするものですね。(Squamishは2015年から不動産価格が1.5倍に値上がりするなど急激な成長中の街です)

その変化の過程で、素敵だなと思っていた人、長年の友人と、よりよい暮らしのために、この街から出て行く人が増えました。


寂しいけど、理解できる。

街の慌ただしさに釣られて、人の心も忙しいこの頃。

私たち、いつまでこの街にいれるかな。
いたいのかな。
自分、見失わないでいれるかな。

この早い流れの中で、
そういう風に問われることはしょっちゅう。

結論としては、ここに居る。
んだけど、どこか悶々とする。

最近、この気持ちの置き場所をみつけた。
うちの小さな畑。
土いじりしてるとそういう気持ちが落ち着いてくるから不思議。


小さなガーデンだけど、土を触って、野菜の成長や花を楽しんでいると、どこにいても、周りがどんな状況だって、自分は自分じゃん!って、再確認できる。

画像1

ガーデニングって、自分自身と地球と今を繋げる作業なんだと思う


SNSとか身近な問題とか、人間関係とか、どこか遠くの現実とか、そういうことはさておき、”今この瞬間”に戻れる。

ガーデニングって、ヒーリングなんだなあって実感します。
自動的にグラウンディング。

つい2日前、風邪をこじらせてひどい偏頭痛に襲われた。
生まれて初めての強烈な頭痛で、胃が空っぽになるまで吐いた。
偏頭痛だと分かる前は、このまま脳梗塞にでもなってしまうのかと思った。
パニックな頭の中で、「あたしこのまま病院送りになったら後悔いっぱいあるわ。」って思った。

後悔いっぱいあるってことと同時に、ああーー私、しあわせものだーーーっとも思った。

画像2

だから、周りがどうであれ、どう変わっていくにしても、家族元気に土いじりして、毎日暮らせてる。今ここに、この環境に感謝。Focus NOW.

*2016年の記事より 自分が住んでいる街が急に注目を浴びて不動産価格や家賃が高騰していく。その結果、街のアイコンだった人たちや、経済的にやっていけない人達がどんどん街から離れていきました。急にツアリストも増え、週末は渋滞が発生。自分たちもここにいたら経済という大きな波に飲まれて自分を見失うんじゃないか。そういう気持ちの狭間で揺れた年でした。

最後まで読んでくれてありがとうございました!また目に止まったら読みにきてくださいね♪フォローやスキは励みになります!