窓から腸腰筋を眺めたあの日
前に住んでいた家の大家さんの娘は女子スキーハーフパイプの金メダル候補者だった。
その旦那さんも、フリースタイルスキーヤーとして、またエクストリマー(他に何て言って良いのか思いつかない)として頂点を極めた素敵カップルだ。
ある日、大家さんが家の外壁を塗り直すことになり、その助っ人として、娘と婿繋がりでカナダのスキーナショナルチームに所属する若い男衆がやってきたことがあった。
当時、私はまだ赤ちゃんだった娘と2歳の息子の育児中。
家でバタバタと家事やら離乳食やら作っていると、窓越しに、上半身裸の若メン、いやアスリート達の首から下と腸腰筋までのナイスビューが!
↓イメージ図♡↓
彼らは窓枠の上を塗っているので、顔は見えないし眺めたい放題♡
みんな腰パン気味なので、アンダーヘアが見えそうで見えない、ギリギリ際どいナイスショット!
彼らもまさか、育児中の人妻がニヤニヤしながら眺めていることなど知る由もないだろう。
部屋を変えて、子供と積み木をしながら、ちらっと窓を見ると、今度は違うナイスガイ。まだツヤツヤのお肌と引き締まって割れた腹筋が見えるので、ニマニマする。
くう〜〜っ!!最高っす!
さて、このお家には5年ほど住んでいたのだけれど、実は金メダルを約束されていた大家さんの娘Sarah Burkeはハーフパイプ練習中の事故で亡くなってしまった。
美しく、若く、優しく、かっこいい、未来のある女性だった。
それから、旦那さんであるRory Bushfieldとはたびたび顔を合わす機会があった。Sarahが亡くなってから数年は本当に本当に辛そうだったけれど、最近は彼らしいクレイジーかつワイルドなライフスタイルをインスタグラムを通して見させてもらっている。
たまに街で会うことがあるけれど、見た目は長瀬智也さん風でサイコーにワイルドでホットでビックハートな人なので、見かけるたびに目がハートになる。
Roryはパイロットであり、スキーヤーであり、サーファーであり、ハンターであり、馬乗りであり、動物愛護家であり(自分でドッグフードブランドを立ち上げている)セスナからスカイダイブするのを好む、氷河の海に飛び込むクレイジー冒険家であり、、、もう何て言ったらいいのかわからないけれど、Rory Bushfieldという生き方そのものが、カリスマ的な人なのだ。
最近は、大自然 x Tバックショットの今の彼女がよくインスタに登場する。
身体美しくて女の私でも見惚れちゃう〜♡
単純に体を鍛えているだけではなくて、自然の厳しさの中で自分を試し、思い切り遊ぶ姿にいつも感銘を受ける。(たまにワイルドすぎて引きますが)
とまあ、窓越しに腸腰筋を眺めたあの日から、引き締まったボディと自然を愛する生き方が私の憧れの生き方になった。
私の暮らす街はロッククライミング、マウンテンバイク、スキーやスノーボードとアクティブな人が多いので、いつも刺激をもらっている。
コロナでLow Maintenanceどころか、No Maintenanceできてしまったけど、いつまでも気持ちは若く、心と体は美しく自然の中で遊べるよう、窓越しの腸腰筋を思い出して日々がんばるぞ〜!
*ちなみに、タイトルの写真は私の長年の友人でビックマウンテンスキー(コースではなく山そのものを舞台に滑るスキー)の分野で、日本人として世界を相手に活躍している佐々木悠くん(←インスタリンクをクリック!)の一枚です。
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