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知ると楽しいお金の話!⑩金融庁の金融教育について
記事をご覧いただきありがとうございます!
さて、私はこれまでの記事でお金に関して知っておいて損はないかと思う内容を9回にわたってご紹介してきました。
内容としては大人向けなのかもしれませんが、記事作成の本意としては子供に聞かれた時に答えてあげられるようにしておきたいというものです。
つまり、子どものための(大人の)金融教育という趣旨で作成しております。
そこで主題の金融教育について、下記の記事が目にとまりました。
国家戦略!
なんとも仰々しく感じますね。
今回は、改めて「私にとっての金融教育」についてお話ししたいと思います。
タイム・イズ・マネー
1.全ては次世代のために
まず私にとっての金融教育の対象は、現在の全ての子ども世代に向けて、と考えております。
私がnoteを始めたきっかけでもありますね。
(興味があれば是非ご覧下さい!)
とはいうものの、記事の中身は所得税から電気代などと、あまり子ども向けのものとは思えないラインナップとなっております。
しかし、前述の通りこれらは、子どもに知っておいてもらうために大人が知っておいてほうがいいな、と個人的に思ったものを記事化しております。
子どもが疑問に感じたら、教えてあげられるようにしておきたいですよね。
まだまだ始めたばかりの「note」ですが、これからもこの趣旨からは外れずに記事を作成していく予定でいます。
自分の子どもはもちろん、これから先の世界を背負う世代に向けて、今以上に必要な知識を身につけながら、進めていきたいと考えています。
2.金融教育のゴールとは?
国が推進している金融教育。これからは教育現場でカリキュラムが組まれ、子どもたちは義務教育の中で金融の知識を学んでいくのでしょう。
日本銀行情報サービス局を事務局とする、日本国民の暮らしに身近な金融に関する広報活動を行う「金融広報中央委員会」では、年齢階層別に身につけておくべき「金融リテラシーマップ」を公表しております。
これは非常に素晴らしく、小学生〜成人まで、家計の管理から投資に至るまで、習得するべき知識の内容が網羅されております。
子どもへの知識の伝達も、自身の習得においても、この金融リテラシーマップを参考に学んでいけば良いと思えるものとなっており、金融教育の1つのゴールが示されているかなと思いますね。
とても素晴らしい取り組みであると思う一方で、知識の習得だけが本当の金融教育のゴールでは無いと私は考えます。
お金に関する知識は確かに、知っているかそうでないかで将来的な資産形成のスピードに差が生まれるでしょうし、特に負の側面を知らない場合には気付かぬうちに不要なトラブルに巻き込まれる可能性も高まるでしょう。
知識面での金融教育としては金融リテラシーマップに基づいた知識の習得で全く問題ないと思うのですが、特に資産形成という実践面においては、どうしても個人の行動に頼らざるを得ない部分があります。
どれだけ国が後押しを進めたところで、結局は自らがどれだけ能動的に行動するかにかかっているのです。
また、わたしの思う金融教育のゴールの1つは、「お金で困らないようにする」ことだと考えております。
世の中は全てカネ!
とは思いたくなくとも、人を困らせる多くの悩みの原因はお金に起因するものでしょう。
そのような悩みからの解放に向けて、お金に関する知識はもちろんのこと、自身の理想とする生活に近づくためにどのように所得を得て、どのように資産を築いてくか。
自らの行動でしか結果の出ないこの部分こそが、金融教育が目指すべき本質的なゴールであると考えます。
3.ポジティブな目標設定を
穿った見方をすれば、金融教育とはネガティブな理由から始まったものと推察することもできます。
金融リテラシー調査の結果、日本は世界に遅れをとっていた
成人年齢が18歳に下がったことから、金融トラブルを未然に防ぐ体制を早急に取る必要があった
国民の自助努力による老後資金の確保が必要なほど、今後少子高齢化が進むと予測されている
全て推測ではあるものの、大きく外れたものでも無いと思います。
国家主導の金融教育が、「予防」的ポジションで推進されるのもちょっと悲しいですよね。
そのため、個人が考えるべきはもっと前向きに捉えて、是非とも自らが叶えたい夢や理想を思い浮かべて明確化し、モチベーション高く実現に向けた取り組みを推進していってほしいと思います。
以前の記事で貯蓄目標の定め方についてご紹介しました。ご興味があればこちらも是非ご覧ください!
ぼんやりと思い当たる率直な自分の「夢」や「理想」を明確にし、具体的な目標設定をすることは、とても大切なことだと思います。
10分でも15分でも、1日のうちにそんな時間を作ってみるのも良いのではないでしょうか。
4.まとめ
国家主導で金融教育を推進してくれることは、本当に素晴らしいと取り組みであり、次世代を背負う子どもたちにとっても喜ばしい内容です。
私も改めて金融リテラシーマップを確認し、自分に足りていない部分は積極的に習得しようと思うことができました。
そして最後はやはり、実際に行動に移すことが全てであると思います。
千里の道も一歩から!資産作りには、まず時間を味方に付けることが最善の方法です。
1円でも10円でも100円でも、小さなことから少しづつ、時間をかけて無理なく、自分に合ったやり方で取り組んでいきましょう!
そしてその身につけた知識や資産形成術などを、周りの人や子どもたちに伝えていくことで、素晴らしい社会へと変容していくものと信じております。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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