表現の技術①

日本の終身雇用制度は崩壊したと言われるようになった近年、これからの社会で生きていくにあたって、個人の能力として、表現の技術が必要だと思っている。

大雑把だけど、これまでは会社にさえ入ってしまえば、後はエスカレーター式に昇進して、定年まで同じ会社で過ごすというパターンが一般的だった。

しかしながら、条件の良い会社を渡り歩いて行く、欧米のスタイルに近い流動的な社会に今後は少しずつ移り変わっていくのではと思っている。

そんな社会で必要になってくる能力が、自分自身を表現する技術だと考えている。特にフリーランスの場合は必須のスキルになる。

自分の意見をしっかりと主張できなければ、仕事は来ないし、自分から取りに行くこともできない。

表現の技術として特に重要だと思っているのが、文章力と写真力。もちろん文章だけでも表現することはできるし、それが一般的だとも思う。

ただ、プラスして写真が加わると、表現力、説得力がぐんと上がる。ビジュアルの力は、そのまま、百聞は一見に如かずと言える。

各種 SNS でもテキスト+写真が主流だし、写真が中心のインスタがここまで流行っているのも、その裏付けではないだろうか。

文章と写真で、相互が補うどころか、相乗効果で 2倍にも 3倍にも表現力は膨らんでいく。

どちらも一朝一夕で身につけられる技術でもなく、積み重ねになるので、今日も駄文と写真を note に書き連ねている。