海外で初めてカウチサーフィンを使ってみたらえらいことになった。
どうもそろそろお腹を壊しそうな気がしてならない勇一です。
先日、ベトナムのホーチミンにて、
人生で初めてカウチサーフィンを利用しましたのでレポートします。
「カウチサーフィンって何?」
と疑問をお持ちの方にもわかるように書きましたので、ご一読下さい。
【カウチサーフィンとは?】
カウチサーフィンとは、
世界のあらゆる地域にて、
無料で泊めてくれる人を見つけることのできるサービスです。
ざっくり説明すると、
まずはFacebookのように自分のプロフィールや居住地を登録します。
すると世界中の旅人が
「今度〇月○日~〇日まで大阪に行くから泊めて~」
とリクエストを送ってきます。
その人のプロフィールをチェックして、
スケジュール的にも問題なければリクエストを承認、
旅人が泊まりに来るという流れです。
何ともありがたいことに宿泊費は無料。
お金を節約したいバックパッカーや旅行者にとってはこれ以上ないサービスです。
詳細はカウチサーフィンのサイトをご覧ください。
【ホーチミンで利用してみた。】
今まで主にホステルに宿泊して来たのですが、
現地の人ともっと交流を持ちたいと思い、カウチサーフィンを利用してみることに。
早速、上記で説明した通り、
ホーチミン在住のホストに「泊めて~」とリクエストを送ると一発OK。
教えてもらった住所を見ながら家を探していると、
今回お世話になるホストの家を発見。
私の宿泊を受け入れてくれたKingさんが迎え入れてくれました。
【Teaching Assistantのつもりが・・】
実は事前に彼からこんな打診を受けていました。
「ここでVenglishというEnglish Schoolをやっているので、Teaching Assistantをして欲しい」
泊めてくれる御礼に何かしたいな~お茶でも立てようかな~と考えていたところだったので、OKと返事をしていました。
そして、いざ授業へ。
ミャンマーの女学校でも生徒の前で少しお話させてもらいましたが、その時は日本語でした。
今回は英語。
まぁアシスタントなら余裕やろと調子に乗っていたら先生が
「じゃあ勇一よろしくね」
とまさかの投げっぱなしジャーマン。
一瞬、げっ!!と思ったけど簡単な自己紹介をしていると、
生徒の語学力はそこまで高くないことがわかったので、
・自分自身のこと
・日本のこと
・旅のこと
・語学を学ぶことの重要性
・語学よりも大切なこと
などを生徒からの質問を中心に展開しながら楽しくお話させて頂きました。
授業が始まる寸前にそのクラスを担当する先生から
「ここに日本人が来たのはあなたが初めて。ほかの国の人はいっぱい来てくれるんだけどね。」
と言われていたこともあり、結構張り切ってしまいました。
生徒は20歳前後が中心なのですが、日本に興味を持っている人が多く、むしろ英語よりも日本語講座を開いた方が食いつき良いのではないかとも思えるぐらいでした。
みんな、冗談ではなく、日本に行ってみたいと目を輝かせて言ってくれてめちゃくちゃ嬉しかったです。
即興折り紙講座も開催。
みんな私より鶴を折るのがうまい&速い為、
折り方を逆に教えてもらうという折れ恥。
そんなこんなで計3クラス担当しました。
【肝心の寝る部屋】
23時になり、ようやくホストの仕事が片付いたので、部屋を案内してくれました。
なんと、さっきまで使用していた教室です。
マットレスと枕は用意してくれます。
学校に泊まるって何かドキドキしますよね。
ただ、
「今日はここに寝てください」と言われた布団を見て驚き!
誰か寝てる〜!!!!!!!!!!笑
この空いている左端が私の寝床でした。
その日の夜間違いは起こりませんでしたのでその点期待していた方申し訳ありません。
【初めてカウチサーフィンを利用した感想】
So far so good.
こんな貴重な経験ができて、無料ですからね。
ただ、正直今回は稀なケースであり、これを基準にしてはいけないなと。
あと、カウチサーフィンをビジネスとして利用しているホストの事例を見ることができたのは良かったです。
私以外にもカウチサーファーとして宿泊している外国人が4名程いて、それぞれクラスにアシスタントとして参加していました。
「旅行者を英会話講師にする」
もちろん生徒の語学レベルが高くない初級レベルであることが成立する条件ではありますが、中級/上級レベルの英語を学びたい人はそもそもパイが小さいので市場的にも初級に絞るのは正解。
英語を学びたい学生にとってもいろいろな国籍の英語や文化に触れることができてるので満足度も上がりますよね。
日本でも人が集まる場所さへあれば全く同じことができますね。
このようにカウチサーフィンを活用すれば、旅人だけでなく、ホスト(受け入れ)側もメリットを存分に享受できるんだなと、カウチサーフィンってなかなか素晴らしいサービスだなと感じました。
まさにWin-Win。
ただし、もちろん融通が利かない場合もあります。
ホストが仕事をしているので、いろいろと確認したいことがあってもできなかったり、ベッドじゃなかったり。
詰まるところは、何を重要視するかによってきます。
ということで、
初めてカウチサーフィンを使ってみたら
英語の授業を3コマすることになり、
ベトナムの若者達と交流できて、
学校に宿泊することになりました。
バックパッカー宿にて異国の人達と交流することは確かにひとつの旅の醍醐味です。
ただ、現地の人々と触れ合い、体感することも旅をより一層おもしろくしてくれます。
海外に行かれる予定の方、現在旅真っ只中の方、日本で外国人と交流してみたい方、カウチサーフィンを利用してみてはいかがでしょうか。
*ちなみにカウチサーフィンでトラブルが起こることもあるそうなのでご利用は計画的に。
ほなまた!!
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