Talking about Trombone #2 Slide Hampton
今回も世界の色々なトロンボーンプレイヤーを紹介したいと思います。
今回紹介するのは言わずと知れた生けるジャズレジェンドのこの人。
Slide Hampton
つい先日88歳の誕生日を迎えられたようで、昨今の状況もあり残念ながら亡くなられたレジェンドもいる中で個人的にも嬉しいニュースでした
こちらは85歳の誕生日の様子ですが、ニューヨーク第一線のミュージシャン達からもとてもよく愛されているのが伝わってきます。
J.J.Johnsonからの流れを汲む王道バップスタイルのプレイヤーで、ジャズでは珍しい太管の使い手な上、さらに珍しい左利き奏者でもあります。
ストレートアヘッドでパワフルなプレイスタイルは、トロンボーンのかっこよさをダイレクトに味わえます。
こちらはジャズトロンボーン史上の、と言っても過言でないベストソロの一つ。
アレンジャーとしても大変優秀で素晴らしい作品を沢山残しています。
9人ものトロンボーンを率いたWorld of Trombones
ディジーガレスピのオールスターバンドではディレクターも。
ソロはどれも明快で参考になる演奏が多いです。ジャズトロンボニストならハンプトンをコピーするのはマストでしょう。
おまけ
オススメの一枚
アレンジャーでもあるが故に大きい編成での作品が多いHamptonですが、このアルバムではシンプルなワンホーンカルテットでソロを存分に楽しめます。
ストレートアヘッドな魅力が満載のSlide Hamptonでした。
次回も世界の色々なトロンボニストを紹介したいと思います。
よろしればサポートお願いします。普段のアーティスト活動資金とさせて頂き、そこで得た知識経験をまたこちらに還元したいと思います。