上機嫌で居続けたいと思った今日このごろ〜斎藤孝の「上機嫌の作法」、とても良い本でした。〜

斎藤孝の「上機嫌の作法」、とても良い本でした。
オーディオブックで聞いているので、ざっくりですが内容としては以下のような話です。

・機嫌良く生きよう=上機嫌でいること
・上機嫌は技術である
・機嫌が良い人の方がパフォーマンスが高い
・不機嫌で良いのは天才と赤ん坊だけ
・機嫌が悪い人より良い人と働きたい
・歳をとると顔の筋肉が硬くなるから笑えなくなる
・上半身をゆすって上機嫌でいると疲れるので夜もぐっすり寝れる

などなど、機嫌を良くすることの意義と機嫌が良くするための技術について語られています。上半身をゆらす機会を増やす、というのは確かになと思いますし、歳を取ると顔の表情が乏しくなり、ほっといても不機嫌に見えるというのはドキッとします。

後は、絶対に上機嫌な人と働きたいというのは、それは本当にそのとおりだなと感じました。

改めて、自分は常に上機嫌でいられているのか、或いは自分はそんなつもりでなくっても不機嫌に見られていないのか、大いに反省するところがありました。

Findyでは会社としてもバリューを作成しているのですが、一番大事にしているのは「前向き」であるということです。これは上機嫌とも通じるのですが、やっぱり前向きな人とビジョンに向かって仕事を楽しむ方が、せっかく1日8時間も働くんだから、楽しいに決まっているという信条から来ています。

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あと、実はFindyというのは、転職サービスなので「探す」という意味から来ていますが、同時にFine Dayという英語的には合っているか怪しいですが、「晴れの日」=「いい仕事を探して日々気持ちよく働きたい」という意味も込めています。

また、最近、「前向き」に、「上機嫌」に働くためにはそれなりの技術が必要だと感じています。やはり急成長するスタートアップだからこそ起こる難しい問題がたくさんあります。

例えば、今のFindyのフェーズだと「事業や仕事の前提が変わってしまった」「制度設計などがまだまだ不十分」「人が増えてコミニケーションが希薄になった」などいろんな問題が起きています。ふと気を抜くと不機嫌になってしまいそうな事象がいっぱいですし、自分自身もなんでやねんと突っ込みたい気持ちになることは多々あります。

一方で、上述のとおり、当たり前ですが人はそんな中でも上機嫌な人、前向きな人と働きたいものです。

であれば、まずは自分が誰よりもそうありたいという気持ちで日々を過ごしていきたいな改めて感じています。(顔が濃いのでほっとくと怖く見えるので気をつけないとという自戒も込めて。)

現代人にとって、とても大切な習慣が学べる本だと感じました

※noteで検索した赤ちゃんの機嫌良さそうな画像を拝借しているのですが、とても良いですねw