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ハゲたくない人へ

俺は、10台の頃から禿げることが恐く、シャンプーについて徹底的に調べてきた。
その結果たどり着いた結論としては、日本の薬事法は厳しいから、市販されてるシャンプーはある程度の安全性が確保されているということだった。

では、育毛のためにはどんな要素が大切になってくるのだろうか。
第一に言えるのは、代謝と血流。そして、食事。

代謝が大切だということは、ヘアケアに気を遣っていない小学生が丈夫な髪をしていることから明らかだろう。
次に食事だが、タンパク質やビタミン、ミネラルが髪を作っているというのは誰しも知ってる知識だと思う。
では、他に何が大切なのか。
食物繊維である。

過食症、アルコール依存症で毛量が激減して髪も細く弱くなっていたときに、60才を越えてもフサフサのイチローさんなどのトレーナーをしている人や、同様に丈夫な髪をしている40代のコーチに尋ねてみた。

「先生もコーチも、毛量がとても多いですが、食事で何か気を付けたらいいことってありますか?」

するとコーチは、「繊維質だろうね」と答えた。

そのトレーニング施設では、代謝と血流をキーワードとしたトレーニング指導を行っており、食事に関してはタンパク質を強調する以上に食物繊維の重要性を説いていた。

代謝とは、食べたものをエネルギーに変えるだけでなく、古い細胞と新しい細胞を入れ換えることもいう。
そして代謝の低下は、脂肪蓄積、血流阻害、動脈硬化なとで知られている。

食物繊維を豊富に摂取することは、老廃物を体外に排出して、腸内環境を整えることで食べた栄養素を吸収して新しい細胞を作ることにも役立つ。

そして、肌は腸を写す鏡というよく知られたフレーズがあるが、髪も肌と同じものなので、ターンオーバーを促せば、髪の成長にも良いというわけだ。

具体的な食事としては、ゴボウや切り干し大根、ヒジキなどの乾物、野菜、キノコ類、果物などが挙げられるが、もっと安価で食物繊維が豊富に含まれる食品としては豆類がある。

納豆は1パック80円ほどで購入出来るが、3パック食べれば1日に必要な量の半分、10gを摂ることが出来る。
なので、苦手でないのなら、納豆は調理も不要で経済的にも優しい食品なのだ。

しかし、ここまで書いていて疑問が浮かんだ。
頭皮を清潔に保てず、栄養も不足しがちなホームレスの人にも毛量が多い人はいる。
彼らが繊維質豊富な食事を摂れているとも思えない。
結局、ストレスフリーに生きることが重要なのか?
ヘビースモーカーにも、ガンにならず、長生きする人もいるし。

うーん、人体のことはどれだけ考えてもわからん。
悩みながらも、俺は毎日納豆を8パック食べ続けているのである。


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