中村悠一郎

アーティスト

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最近の記事

Text Exchange

Text Exchangeというプロジェクトを思いつきました。メッセージなどでお互いに文章をただ交換するというものです。その際に文脈やコミュニケーションを意識する必要はありません。交換する文章はどんな文章でも構いません。ナンセンスなやりとりがText Exchangeの基本形となります。やりとりの終わりは参加者が決めていいことになっています。ここではText Exchangeでのやりとりをアーカイヴしていこうと思っています。 1. 伊澤文彦・中村悠一郎  中村 鏡はプロフ

    • Gallery Gacha

      2022年10月1日から16日にかけて、「Gallery Gacha」という展覧会が開催された。この記事はその展覧会の一部始終を写真によって記録したものである。 「Gallery Gacha」とは、会場で生まれるお金によってのみ作品を売買することができる期間限定のギャラリーである。まず、参加者は会場にある素材や画材、もしくは持ち寄ったものを使って何か作品の制作をする。そして、一つの作品が完成するとガチャマネーという紙のお金がギャラリーのオーナーである私から一枚渡される。参加

      • 旅商人ガチャむらや

        『旅商人ガチャむらや』は人々にお金ではなくお題に対する話など何らかを対価としてガチャガチャを回してもらうプロジェクトである。2019年4月から同年9月まで日本各地で行われた。これはそのフォトアーカイブである。

        • チャットポエム

          『チャットポエム』のアーカイブページです。まだ編集途中です。随時更新していきます。 チャットポエムとは普段、私たちはLINEやMessengerなどをはじめとしたチャットツールで日常的な会話を行なっている。そして、私たちはそれらを会話をするという目的のために無意識的に使用していることが多い。しかしながら、そこで会話される内容には、お互いの持つ友好関係やバックグラウンド、その時の場所や状況、内容を考えている時間、返信を待っている時間、スマートフォンで文章を読むという行為など数

        Text Exchange

          ガチャむらやⅡ

          アートプロジェクトである『ガチャむらやⅡ』についてのご紹介です。 ガチャむらやⅡ公式ウェブサイト 『ガチャむらやII』は2019年に私が武蔵野美術大学大学院を修了する際に制作した修了制作作品です。2018年に同じく大学院の府中市美術館での合同展示『揺さぶられる作意』展で『ガチャむらや』という作品を制作しました。美術館内の市民ギャラリーではお金を使って作品を売買することができなかったため、自分が制作したガチャガチャをお金で売るということは諦めざるをえませんでした。その代わり

          ガチャむらやⅡ