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作品を創りクリエーターになる方法(マインド編)

世の中に出回っているコンテンツを消費しているだけでは飽き足らない、自分だったらこう作るのにな、本や漫画やゲームは好きなのに買うお金がないよ…。という人は自分で作品を創ってみるといい。

好きなように創ろう。自分はどんなジャンルの作品を創りたいのか、ある程度試してみて、得意不得意や、好き嫌いが分かってきたら次に考えること。

自分の好きなように創ったものが、世の中にも認められて売れる、というのは一部の天才芸術家や、もともとマーケティングの才能があった天才クリエーターだけだ。もしくは期せずしてバズってしまったラッキーマンか。(ただ一発屋になる可能性も)
だから作品を創る道筋として、次に考えておいたほうがいいのは、作品として世に出して売れるものを作るか、誰にも認められなくてもいいから自分の好きなように作るかだ。

社会に迎合した、売れ線の消費される作品を創り出すのも悪いことではない。対価としてお金や仕事人としての評価が手に入る。誰一人として評価されなくてもいいから好きなように作るというのも悪くない。自分だけの満足感が手に入れられる。どういうスタンスを取るかはその人の戦略もあるし、向き不向きもあるだろう。

仕事として、ある程度の収入を得たいのならば、調べよう。どういう作品の制作ツールがあり、発表の場はどこにあり、作品を求めている人はどこにいるか。どういう作品が受け入れられるのか。黙っているだけではやはり目につかないので、発信していこう。また興味を持ってくれそうな人と仲良くなるために、こちらから積極的にアプローチするのもいいかも知れない。勇気はいるし、社会常識やビジネスマナーも大切になるけど、仕事としてやるのだから必要だ。

いつか小説を書いて作家になりたい。いつか絵を描いて画家になりたい。いつかゲームを作って、ゲームクリエーターになりたい。いつか、いつか、いつか。今創ろう。今すぐが無理なら、次の学校や仕事が休みの日に。夜の自由になった時間や、朝、日常の活動をする前に。なりたいのではなく、今ここでやろう。10分でも5分でもいいから、そのことについて何かひとつでも前進しよう。君が好きなこと、やりたいことをするチャンスは今しかない。
プロとして仕事をしているのでなくても、「いいね」をひとつももらえなくても、誰からも反応がなくてもクリエーターを名乗ろう。SNSやブログに作品発表の場を作ってアップしよう。

普段の生活、学校、仕事での悩み、将来の不安、過去の後悔。君が今やろうとし、これから成し遂げようとする事に比べたら、些細なくだらないことに過ぎない。一旦棚上げして、今ここに集中して作ろう。右脳が活発化し、苦しいし疲れるけど楽しい。自分の持ちうる力、知識、記憶、感情、センス、自分の情熱の全てを注ごう。時間を忘れ作業や制作に熱中し、あっという間に時間が過ぎ、自分の自我さえも消え去っている。今に集中し続けた君は全ての場所、永遠の中に存在している。

その状態こそがクリエーターだ。

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こちらの記事が続編となります。
作品を創りクリエイターになる方法(習得編)

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