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オーナーシップの開放

「エイトシークエンスという街」を具体的に描いてみたいと思い、こんなマップをつくってみました。


エイトシークエンスの生態系

まだまだ曖昧な部分はたくさんある(曖昧でいいところもあるように思います)と思いますが、
このマップをつくり感じたことを共有させて頂きたいと思います。

前提としてエイトシークエンスは"らしさ"による自然体のしあわせの実現を目指しており、それにより「オーナーシップの開放に向かっている」ということです。

個人がすべからく持っているオーナーシップが、エイトシークエンスという街に住んだり、関わることによって解放されていく。結果、意識・無意識に関わらず、創造的な喜びが生まれる。

互いの違いを喜び、ジョハリの窓が広がるように、関わりを通じて潜在的な可能性が広がっていく。そんな世界が広がっていきます。

そして、街のマップを通じて現時点で感じることは、
「街が形づくられ、広がりはじめている」という現状でしょう。


そしてまるで細胞のように、生命の息吹を感じます。特に注目したいのは、

・DNA→街づくり委員によって社内、社外へ哲学の広がりを見せている
・コーチングにより、自己理解が促進され、オーナーシップの開放に向かっている
・各事業が単体として成立し、分化していく未来がみえる

そしてまた、人数は11人ですが、ロールは35あります。
つまりは、個人が複数の役割を持ちながら、街がつくられていること。

具体的にいえば、一人ひとりのオーナーシップをベースに考えていくと、ジョブディスクリプション(JD)では表現できなくなってくるのではないかという、現在の専門性主義へのアンチテーゼがみえてくるようにも思います。

これが自然なのではないでしょうか。

ヒトが社会や組織、人との関わりの中で、自らのオーナーシップに従い、創造性や貢献に喜びを感じる。
そこにJDのような「評価軸」をおくことは、目的達成に対する喜びがある一方で、
"評価に繋がらなくてもしあわせであること"を見失ってしまうような気もします。

自分にとって"しあわせ"である状態を大切にすると、
何かに絞り込んで執着する人もいれば、いろいろやりたい人もいるでしょうし、
この人と仕事をするのが楽しいから、ついやってしまうこともあるでしょう。

なにが良いとか悪いとかではなく、
ヒトがしあわせに生きるとは何かに向き合い、
そういうのもちゃんと考えていこうねって姿勢を持ち、追求し続けるのがエイトシークエンスの街づくりなのだろうなと思ったります。

一方で、「とはいえ、資本主義経済の中で、きちんと報酬を得ないと生きていけないよね」というのもとても理解しています。

だからこそ、わたしたちらしく、どのように世の中と向き合うかを考えていくことがとても大切になってきます。

道しるべはパーパス、そして価値観です。

「恐れをなくし、心穏やかで豊かに生きられるようにする」

「理解される喜びを分かち合う」※わたしは「相手よりも相手を理解する存在」のほうがしっくりきはじめています

「前に進めているか/コーチャブル&フィードバック/リレーションシップファースト」

「すべては対話からはじまる」


そして、資本主義経済で考えた場合に、少し考えてみたいのは、「お客様とは何か」ということではないでしょうか。

「提供価値と引き換えにお金をもらえる関係」こう考えると、「お金をもらうために価値提供する」とも言い換えられてしまう。

そして、お金を媒体として繋がりが起点となる。果たしてそうでしょうか。

パーパスを起点に少し観点を変えて、
お客様と共に街をつくるという概念で考えるとどうでしょうか。

お客様と共に生きる。
お客様と共にしあわせである状態を喜ぶ。
競争したり比較するのではなく、共に創る、共に努力する。

パーパスにより、世の中の当たり前の概念を違うレンズで再定義していく。

そんな活動がオーナーシップをベースに生まれ続ける。そんな世界にわたしはワクワクがとまりません(^^)/

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